とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中学生からの大学講義

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 動画で紹介されていて、興味があったので購入しました。 シリーズ全巻購入しました。 ②こんな本です 『何のために「学ぶ」のか』 〈中学生からの大学講義〉1 外山 滋比古 他2名 ちくまプリマ…

代議制民主主義とは

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 タイトルと表紙に掲げてあることに興味があり、購入しました。 例えば、民意が届いていないのかとか、特に地方議会は機能しているのか、です。 ②こんな本です 『代議制民主主義 』 「民意」…

ストーカーとの闘い

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 なかなか当事者からの話は聞くことができない問題なので、その体験を知りたいと思いました。 ②こんな本です 『ストーカーとの七〇〇日戦争』貴重な 内澤 旬子著 文藝春秋 ネットで知り合った…

寂しさや孤独を解消する方法

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル カテゴリーと関係性の希求 現代人の多くは孤立がもたらす淋しさにとうてい耐えることができない。 そ…

「自分らしさ」はネガティブなイメージか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 孤人化時代のアイデンティティ 第1の近代における個人主義化は、諸個人を理不尽な伝統的抑圧から解放…

ドライな人間関係になる背景

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 今日的な関係性 現代人がはまっている親密な関係は、はたして近代化初期の社会学者たちが考えたゲマイ…

引きこもらなかった現代人

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 引きこもらなかった現代人 近代化の進展にともなって、諸個人が独立した主体として自律的に意思決定す…

西洋哲学史

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 西洋哲学史について学びたいと思い、持ち運びに便利な文庫本で探して購入しました。 ②こんな本です 『西洋哲学史』 今道友信著 講談社学術文庫 本書は、1冊で完結する西洋哲学通史として、重…

社会学の目標

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 社会学の目標 ほとんどすべての社会科学がそうであるように社会学という知の目標は、分析的なレベルと…

ミクロレベルとマクロレベル

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ミクロレベルとマクロレベル 重要なのは、「個人と社会」 が社会学の永遠のテーマであることに示され…

個人と社会

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 個人と社会 社会学は、近代西欧に誕生した学問である。 近代西欧の社会は、それまでの社会とは明らか…

自然科学との違い

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 自然科学との違い 自然科学との違いは、自然科学がほとんどの場合、実験科学であるという特色を理解す…

人文科学との違い

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 人文科学との違い 社会学と人文科学との違いは、文献学的方法への 関与の度合いにある。 人文科学は、…

社会科学の一分野としての社会学

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 社会科学の一分野としての社会学 多くの人が社会学という言葉を知るのは、大学に入学してからである。…

児童労働契約の是非

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 自発的な児童労働契約は有効 親の養育係としての役割は、私有財産に対する権利の一部と考える…

親に子の扶養義務はない

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 親に子の扶養義務はない 「親はどの程度まで子どもの面倒を見る義務があるのか」というあらた…

子ども解放運動

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル いまこそ「キッズリブ」を! 私有財産権の理論は、自活を目指す若者を雇うことを経営者に強制…

人はいつ「大人」になるか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 人はいつ「大人」になるか どのような恣意的な年齢も、子どもと大人を明確に分かつことはでき…

児童労働は否定できるのか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「児童労働否定」の害悪 「社会の敵」リストをつくったとしたら、「子どもをはたらかせる資本…

労働基準法が失業を促進する

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 労働基準法が失業を促進する 「最低賃金法やそのほかの"進歩的"な法律が存在しなかったら、貪…

行動分析学入門

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 行動分析学の入門書を探していて、分量も多くないので、読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『行動分析学入門』 ヒトの行動の思いがけない理由 杉山尚子著 集英社新書 失敗行動や犯罪…

市場が求める製品とは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 市場が求める製品 品質を向上させるのにコストがかかるケースを検討してみよう。 ここでもわ…

意図的な粗悪品の是非

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 意図的な粗悪品の是非 自由な市場を諸悪の根源と考える人々は長いあいだ、企業の経済活動は消…

ポイ捨ての定義

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ポイ捨ての定義 今日、ポイ捨てを擁護する人はほとんどいない。 「ポイ捨てを解禁せよ」など…

公務員は無責任か

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 悪徳商人こそ、食糧価格を均衡化する 人々の幸福を害する行為は、それを行った商人に損失をも…

自己利益追求は悪か

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 自己利益追求こそみんなを幸せにする 人類の歴史において、飢饉が起きるたびに「買い占め屋を…

幸福の基準

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 他人の欲望を満足させる義務はない ところで、いったいどうやって 「土地にしがみつく頑固ジ…

国家が市場に介入すべきか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル だれが土地を管理すべきか 功利主義的な見地から私有財産権を擁護する議論を検討してみよう。…

頑固ジジイと私有財産権

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 頑固ジジイは私有財産権を守るヒーロー あなたが不動産開発業者で、荒廃した貧困地区を再開発…

慈善という「悪」

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 慈善という「悪」 ボランティアやNPO、慈善団体に対する賞賛の嵐がわたしたちを取り巻いてい…