こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
西洋哲学史について学びたいと思い、持ち運びに便利な文庫本で探して購入しました。
②こんな本です
『西洋哲学史』
今道友信著
本書は、1冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。
③こんな言葉が印象に残りました
法律によって適当に統治するところの法的組織としての強力な国家がなければならない。
それは結局、「人びとが相互に契約をして、めいめいの権利を一つの権力に譲り渡してしまって
国家が成立してくるのである」と申します。
そこで、国家は個個人の欲求については抑制す
ることになり、個個人にとっては必要悪のようなものでありますが、全体としては、それがなければつねに争いが起きてくるような、そういう善なる制度というふうに考えられます。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『ヨーロッパ思想入門 』
岩田 靖夫著
岩波ジュニア新書
『西洋哲学史』
古代から中世へ
熊野 純彦著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。