とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

解放としての恋愛

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 解放としての恋愛 そもそもなぜ恋愛は魅力的なのだろうか。 「恋愛」の概念は、日本では明治時代にな…

ことばとジェンダーイデオロギー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ことばとジェンダーイデオロギー 私たちの社会には、「女は家庭で男は仕事」「3歳までは母親が育てる…

トラッキング・システムとは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル トラッキング・システムとは 女子への門戸開放など、教育の機会が平等に開かれて半世紀、結果として教…

ジェンダーと教師

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 教師と生徒の相互作用に見る男性の優位性 学校生活における教師と生徒のやりとりのなかにも、ジェンダ…

先生とジェンダー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「かくされたカリキュラム」が伝えるジェンダー 1970年代以降の教育研究においては、学校にはフォーマ…

学校とジェンダー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「学校知」とジェンダー 学校は、社会で有用とされる知識や技能を身につけさせる場である。 そうした…

女性の脳は理数系に向かない?

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 女性の脳は理数系に向かない? 昨今、脳生理学の発展によって脳の性差に注目が集まっている。 脳の性差…

ジェンダー・ステレオタイプとは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ジェンダー・ステレオタイプ ある社会に生まれた人間は、いろんな可能性をもちつつも、その社会で一人…

「母性愛」の神話

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「母性愛」の神話 イタリアの捨子養育院が機能を終えたのは、20世紀半ばであり、それは捨子が減り、嬰…

捨子と差別

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ヨーロッパの子どもたち キリスト教の教義では、嬰児殺しは厳しく禁止されてきている。 したがって、…

人を間引くとは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 間引かれるのはどっち? 「間引き」という言葉は、現在では死語になりつつあるが、かつての日本で人口…

「授かる」から「つくる」へ

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「授かる」から「つくる」へ かつて、子どもが生まれることについては、「授かる」という表現がされて…

相手を意識した行動

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 相手を意識した行動 ジェンダー構造を社会学の視点で読む ジェンダー構造はどんなふうにつくられ、維…

性の多様性

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 性の多様性 よく見ていくと、このセックスも簡単に男女(あるいはオス・メス)の2分法では分けられない…

ジェンダーと文化人類学

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ジェンダーという視点 性にかかわる 「決めつけ」に関して、その背景に、男女をめぐる固定的な意識の…

男性が自殺しやすい理由

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 男性のほうが、女性より自殺しやすいのはなぜ? ところで、この自殺という問題を分析していくと、男性…

宗教とジェンダー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 宗教とジェンダー 現代社会では宗教への関心が全般的に低く、ジェンダーについての議論でも宗教動向が…

女性議員が少ない理由

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 政治とジェンダー 2006年6月現在の女性の衆議院議員は480人中43人で比率にすると9.2%、IPU(列国議会同…

子育ては父親の仕事

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「父親であること」から「父親になること」へ 近代以前の社会において、子育ては女性の仕事ではなく、共…

3歳までは父の手で

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル "男としてのアイデンティティ〟と「父親」 「父親論」は、〈男性学〉にとっても、避けて通れないテーマ…

民主主義の歴史

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 民主主義の歴史に興味があったので購入しました。 ②こんな本です 『民主主義とは何か』 宇野重規著 講談社現代新書 ギリシア・アテナイにおける民主主義思想の「誕生」から、現代まで、民主…

育児ノイローゼの背景

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 育児ノイローゼの背景 「母親たちの育児ノイローゼ」問題を取り上げてみよう。 戦後の日本の家族の形…

男性の意識を変える

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「母親たち」からの要求 欧米では、なぜ育児に積極的にかかわる父親像の要求が、国際的な広がりをもっ…

現代の父親像

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「父親論」ブーム? いま、木曜の午後9時である。 さて、わがニッポンのお父さんたちは、現在、どこに…

理想的な社会

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 男も女も、家庭も仕事も さて、「働く主夫」としての経験からいえば、そして「専業主夫」を選んだ勇気…

子どもの貧困の解決策を考える

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 以前から、この問題が気になっていて、解決策を提案した続編なので、読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『子どもの貧困Ⅱ』解決策を考える 阿部 彩著 岩波新書 2013年、「子どもの貧…

評価されない労働

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「家事・育児」という"無償労働" 「専業主夫」たちの体験記を読んで感じるのは、「家事・育児」という…

社会と世間を区別する

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 タイトルに興味があり、購入しました。 ②こんな本です 『「空気」を読んでも従わない』 生き苦しさからラクになる 鴻上 尚史著 岩波ジュニア新書 [uploading:A5D43BC1-46DC-4F48-AB8F-80CB59…

買いものと男性

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ぼくは買い物が好き 〝買い物と男性〟について、 面白い観察をしたことがある。 関西には、おはぎや和…

「働く主夫」宣言

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「働く主夫」宣言 6年ほど前、「働く主夫」宣言をしてみた。 「働く主婦」に対応して、仕事をもちなが…