とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

公衆トイレから考える男女平等とは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル "公衆トイレ”から考える、実質的な「男女平等」 もう一つ、よく男性がおちいる思い込みに、「男女平等…

母性本能幻想とは

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 男の“勘違い” それにしても、なぜ、男は、性差別に鈍感なのか。 その理由を考えるとき、男性の意識の中…

「法制度」の中の不平等

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「法制度」の中の不平等 "法制度"にも、じつは、〝見えない差別〟が潜んでいる。 戦後、「日本国憲法」の…

専業主婦への誘導

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 女性の就職状況 ぼくは、べつに「専業主婦」という選択を否定する もりはない。 逆に、男だって「専業主…

就職難・賃金格差の実態

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 就職難・賃金格差の実態 日本が、女性問題について、まだまだ十分な対応をとってこなかったということは…

日本は女性差別大国か

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 女性差別大国?ニッポン 国際的な女性問題の広がりの中で、日本社会もまた大きな転換を迫られている。 …

女性の「得体の知れない悩み」

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 豊かな女性を襲う「得体の知れない悩み」 「リベラル・フェミニズム」や「社会主義フェミニズム」が主張…

社会主義フェミニズム 

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 社会主義フェミニズム 女性の権利の擁護をかかげる「フェミニズム」の動きは、19世紀の「社会主義運動」…

ルソーの意外な一面

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル リベラル・フェミニズム 女性たちの声は、フランス革命の前後から少しずつ広がろうとしていた。 「人権宣…

フェミニズムの起源

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル フェミニズムの起源 ところで、「フェミニズム」というと、今でも誤解する男性がいる。 中高年の男性の中…

女性労働力を必要とする現代資本主義

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 女性労働力を必要とする現代資本主義 女性たちの社会参加、意識革命を押しすすめた重要な背景として、性…

ジェンダーレス化する「ポスト工業社会」

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ジェンダーレス化する「ポスト工業社会」 工業社会の産物として成立し固定化されてきた「男は外/女は家庭…

子どもは母親が育てるものか

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「母性」という神話 エリザベート・バダンテールの『母性という神話』(鈴木晶訳、筑摩書房)は、「母性愛…

 リスクが少なかった時代

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 独学で社会学を学んでいます。 社会学者が動画でこの本を紹介していたので、読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『Do! ソシオロジー 』改訂版 現代日本を社会学で診る 友枝 敏雄 他1…

「愛」という名の労働

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「愛」という名の労働 なぜ不利な立場におかれた女たちは、社会的な反乱を直ちに開始しなかったのか。 も…

ホリエモンは悪ものか

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 「擁護できないものを擁護する」という副題に興味があり、購入しました。 ②こんな本です 『不道徳教育』 ブロック.W 他1名 講談社 「自由」とは何か。 国家の、企業の奴隷として生き永らえる…

家事・育児という不払い労働

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 家事・育児という不払い労働 近代産業社会と固定的な性別役割の登場について、さまざまな資料によって裏…

前近代社会は悩みが少ない?

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 前近代社会 前近代社会は、男女の関係という点で、現在のぼくたちの社会と比べれば、相互にたいヘん安定…

男尊女卑文化の定着

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 明治時代―男尊女卑文化の定着 どうして現在の日本は、世界にもまれな、男尊女卑の文化が根づいてしまっ…

女性が自由な時代

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 戦国時代―自由闊達な日本女性たち 〈男らしさ〉〈女らしさ〉のようなジェンダーのあり方は、何も文化に…

世界の様々な性認識

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 北アフリカ・北米インディアン・中国文化の中の性 「性役割」や、男らしさ、女らしさの文化的な規定性に…

ニューギニア先住民文化の中の性

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ニューギニア先住民文化の中の性 男と女の関係という点で、「常識」をひっくり返すような視点が提示され…

ジェンダー・アイデンティティとは

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ジェンダー・アイデンティティ、異性装指向、性的指向性 「ジェンダー・アイデンティティ」(性における…

性は男女の二つだけではない

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 性は男女の二つだけではない! 「女性問題」の講演などに呼ばれると、講演に先立って挨拶をする地方自治…

セックス (sex) とジェンダー (gender)の違い

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル セックス (sex) とジェンダー (gender) 最近、性を扱う議論の中で、「セックス」 (sex) と 「ジェンダー…

「女」の心をもつ「男」

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル アグネス―「女」の心をもつ「男」 ぼくの専門は一応、社会学ということになっている。 この社会学の中に、…

ヨーロッパの男性学

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ヨーロッパの男性学 アメリカに対して、ヨーロッパ、とくにイギリスを中心に展開しはじめている男性学な…

アメリカの男性学の誕生

こんにちは。冨樫純です 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル アメリカの男性学の誕生 男性学が学問として認知されるようになったのは、1980年代に入ってからのことの…

理想的な選挙を考える

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 以前から選挙でぼくの意見を政治に反映させたいと思っていました。 このモヤモヤを少しでも解決できるかもしれないと思い購入しました。 ②こんな本です 『民主主義の条件』 砂原 庸介著 東洋…