とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

家族戦略とは

こんにちは。冨樫純です。 「家族戦略」についてのコラムを紹介します。 家族と戦略は結び付かないイメージがありましたが、このコラムを読んでそうではないことを学びました。 家族戦略とは、家族内において採用される種々の諸行為を当事者の合理的な利益計…

結婚と離婚と社会学

こんにちは。冨樫純です。 「結婚と離婚」についてのコラムを紹介します。 結婚や離婚にも様々な見方や考え方があることを学びました。 「結婚」や「離婚」も時代や社会の違いを反映して、その制度や内実にいくつかの枝分かれがある。 おもなポイントを確認…

家族を調査すること

こんにちは。冨樫純です。 「私事化する家族と社会調査」についてのコラムを紹介します。 家族、特にその関係やリアルを調査することは、どんな形であれ難しいと思いました。 社会学において具体的な事実を確認しながら調査研究を行う方法の1つに、参与観察…

「おひとりさま」 の時代

こんにちは。冨樫純です。 『シングルという生き方一「おひとりさま」 の時代』についてのコラムを紹介します。 ぼくもひとりで行動することが多いので、生きやすい時代が来たなと感じています。 単身世帯が増加している。 1920年に 6.0%、高度経済成長期が…

先祖があって私がいる?

こんにちは。冨樫純です。 「親族ネットワーク内のリレー走者」についてのコラムを紹介します。 ご先祖様を大事にしなければいけないとか、墓参りをする習慣は、ここから来ているのではないかと思いました。 人間が相互に、徹底的に依存し合っている、という…

大黒柱の根深さ

こんにちは。冨樫純です。 「家父長制と家制度」についてのコラムを紹介します。 現代でも、家庭に限らず、社会的にも男性優位であることに変わりない感じがします。 家族は、その内部において性と世代を編成原理とする集団である。 したがって、家族のなか…

エイジングの社会学とは

こんにちは。冨樫純です。 「エイジングの社会学」についてのコラムを紹介します。 高齢社会の中、そこに焦点に当てることは有意義なことだと思いました。 社会問題研究として始まった高齢者の社会学的研究は、2つの転換を経て、「エイジングの社会学」とし…

自由とは

こんにちは。冨樫純です。 『「自由論」 の視点』についてのコラムを紹介します。 ぼくは、他者を阻害しないかぎりのあらゆる自由が許されるという考えに賛成です。 賛否が分かれるようですが、反対派の意見が想定できません。 自由の名に値する唯一の自由は…

感情社会学とは

こんにちは。冨樫純です。 「感情労働をめぐる相互行為」についてのコラムを紹介します。 感情社会学という学問があることを知り、おもしろそうだと思いました。 ウェーバーがその行為類型論において、目的合理的行為、価値合理的行為と異なって、感情的行為…

障害者と学問

こんにちは。冨樫純です。 「社会環境との相互作用としての障害」についてのコラムを紹介します。 ぼくのイメージも障害者が、福祉と結びついていましたが、障害学という学問に位置付けられることに驚きました。 一般通念として、障害者が「障害者福祉」とい…

理想の国家体制を考える

こんにちは。冨樫純です。 「社会主義国家と福祉国家」についてのコラムを紹介します。 どの国家体制もメリット、デメリットがあり、そのバランスを採った体制が望ましいと思いました。 大量生産が可能となった資本主義は、経済システム上、恐慌ならびに失業…

健康と法律

こんにちは。冨樫純です。 「ブームからイデオロギーへ」についてのコラムを紹介します。 法律で規定されていることに驚くと同時に、なぜ法律で規定したのか疑問に思いました。 極端に大きな話題にはならなかったが、2002年、健康増進法が成立した。 その第2…

弔辞と社会学の関係

こんにちは。冨樫純です。 「弔辞の社会学」についてのコラムを紹介します。 よく考えると死者に送る言葉に意味があるようには思えないが、あるとすればどんな意味があるのか考えてみたいと思いました。 人間の社会的行動や意識、その社会的集積を研究対象と…

経済成長と環境保全

こんにちは。冨樫純です。 「エコロジー的近代化」についてのコラムを紹介します。 ぼくは、経済成長を目指すことに疑問に思っています。 日本に住んでいるからかもしれませんが。 エコロジー的な価値や観点を組み入れた社会の構造転換を、経済的近代化(産業…

月面着陸と環境保全

こんにちは。冨樫純です。 「月の側から見た地球」についてのコラムを紹介 します。 月面着陸の成功が、宇宙開発熱を急速に冷まし、地球の環境保全へと人びとの意識を大きく変える転機となり、環境ブームをもたらしたことに意外性を感じました。 私たちの多…

科学技術は中立的か

こんにちは。冨樫純です。 「巨大科学技術の政治性」についてのコラムを紹介します。 人類の進歩のための科学技術と言われることがありますが、政治に利用されると、その功罪はどうしても避けられないと感じました。 科学技術は立場のいかんを問わず、誰にで…

私有財と共有財と環境保全

こんにちは。冨樫純です。 「私的所有と共有地」についてのコラムを紹介します。 資本主義国の公害問題はよく言われますが、社会主義国でも起きているという指摘がおもしろいと思いました。 私有財と共有財とではどちらの場合がより環境保全的か。 この問い…

公共交通の衰退の理由

こんにちは。冨樫純です。 「社会的ジレンマと公共交通の衰退」についてのコラムを紹介します。 ぼくはマイカーで通勤していますが、それが「裏切り行為」あたると言われると、少し違和感を感じます。 個々人が自己利益を追求する結果、社会的に不合理な結果…

公園と住民登録

こんにちは。冨樫純です。 「ぎりぎりの場所」についてのコラムを紹介します。 ぼくは許容派です。 何か重大な迷惑をかけらることがなければという条件は付きますが。 大阪市内の2つの公園で(2006年) 1月30日、ホームレスと呼ばれる人々のテントを市が強制撤…

救命ボートの倫理

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 倫理学の入門書を探していて、中古品で手頃な値段だったので購入しました。 ②こんな本です 『〈思考〉の作法』哲学・倫理学はじめの一歩 田端 信広著 萌書房 哲学・倫理学の初学者向けテキス…

出生前の診断と中絶

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 倫理学の入門書を探していて、新書で手頃な値段だったので購入しました。 ②こんな本です 『善と悪』倫理学への招待 大庭 健著 岩波新書 道徳的にみて「善い」「悪い」という判断には、客観的…

グローバリゼーションと格差社会は関係あるのか?

こんにちは。冨樫純です。 「グローバリゼーションと都市」についてのコラムを紹介します。 グローバリゼーションが進むと格差社会が進行するといわれますが、どの国にも当てはまるわけではないようです。 グローバリゼーションは都市にどのような影響をもた…

境界知能と非行少年

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 タイトルが興味深く、前から気になっていました。 ②こんな本です 『ケーキの切れない非行少年たち』 宮口 幸治著 新潮新書 児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反…

地政学とは

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 前から気になっていました。 地理や世界史とは違うみたいで、合わさった感じなのかなと思いました。 ②こんな本です 『地政学 』 サクッとわかるビジネス教養 奥山 真司著 新星出版社 新型コ…

貧困と自己責任

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 朝日新聞で平成の30冊として選ばれていて、その当時も話題になっていたのを思い出し、気にもなったので、購入しました。 ②こんな本です 『反貧困』「すべり台社会」からの脱出 湯浅 誠著 岩…

記憶と歴史

こんにちは。冨樫純です。 「記憶のかたち」についてのコラムを紹介します。 「記憶の歴史学」と呼べる研究領域があるそうですが、記憶はやはり、主観的で不正確なので、歴史と認識しにくいとぼくは思います。 歴史の側から記憶へと越境する試みもある。 歴…

ギリシャ人の記憶術

こんにちは。冨樫純です。 「記憶術」についてのコラムを紹介します。 確かに場所とイメージを結びつけることで、記憶しやすいと思いました。 記憶術とは古代ギリシャにおいて演説案が長い演説を暗記するために発達した雄弁術の一部であった。 それは場所と…

アメリカ人の団結力

こんにちは。冨樫純です。 「団結の国」についてのコラムを紹介します。 イギリスやフランスの植民地だった初期のアメリカだから、団結して戦って行くということだとぼくは解釈しました。 トクヴィルのみた初期のアメリカ合衆国 すべての年齢、すべての地位…