とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高等遊民とは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 明治のニート「高等遊民」 就職難に苦しんだのは、幕末の武士だけではありません。 1990…

若者は「承認」されたがっているのか?

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 若者は「承認」されたがっているのか? 下層の不安定就労に置かれた孤独な若者が、その…

まなざしの負の側面

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 承認されない青年、されすぎた青年の末路 2008年6月8日、日曜の人出で混み合う秋葉原の…

投資信託のススメ

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 昔のベストセラーで、勝間和代さんの最初の頃の著作なので、興味がありました。 book offで安く売っていたということもあります。 ②こんな本です 『お金は銀行に預けるな』 金融リテラシーの…

「ナンバーワン」から「オンリーワン」へ

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 「ナンバーワン」から「オンリーワン」への価値観の変化 2003年に流行したSMAPの「世界…

功利主義を深掘りする

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 哲学を勉強中で、倫理学もおもしろいと思い、まずは、入門書を読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『功利主義入門』 はじめての倫理学 児玉 聡著 ちくま新書 倫理学とは「倫理につい…

学生が資格をなぜ求めるのか?

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 役立たない資格をなぜ求めるのか? あまり役に立たない資格ですが、最近の学生は資格好き…

「資格」は役立たない?

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 日本における「資格」は役立たない? 河野員博によれば、資格は教育資格としての学歴・学…

自由開業医制

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 明治の医師免許試験 そもそも明治期の医師免許試験が整備された背景には、江戸期の医師…

学習意欲の低下の背景

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 学習意欲の低下 ドイツの社会学者J・ハーバーマスは、「学習意欲の低下」にも代表される…

「学校的なもの」の罪

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 「学校的なもの」の罪 試験も教科書も、およそ「学校的なもの」は、知識を組織化し序列…

読書離れの改善策

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 読書離れの改善策 ① 実学志向の強調 いわゆる中堅大学が生き残り戦略として実学志向を強…

読書運動の効果

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。 感想も書きたいと思います。 話題 「朝の10分間読書運動」の効果は? 読書教育の試みは、現在、小中学校・高校で行われて…

平均寿命が伸びることはいいことか

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 政治学を独学で学んでいます。 大学生のテキスト、入門書として有名なものらしいので、読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『社会学』 長谷川 公一 他2名 有斐閣 社会学はあらゆる領…

投票コストとは

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 政治学を独学で学んでいます。 大学生のテキスト、入門書として有名なものらしいので、読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『政治学』(New Liberal Arts Selection) 久米 郁男 他2名 …

憲法改正

こんにちは。冨樫純です。 「憲法制定と憲法改正」についてのコラムを紹介します。 さすがに50年以上も前の憲法なので、変える必要があるところは変えたほうがいいと思います。 アメリカ合衆国憲法 (1788 年成立)は、すでに 200年以上の長寿を誇っているが、…

構造改革特区

こんにちは。冨樫純です。 「構造改革特区」についてのコラムを紹介します。 規制緩和が格差を拡大させたと言われますが、この特区には、負の側面はないのだろうかと思いました。 小泉内閣の規制緩和政策の一環として2002年に成立した構造改革特別区域法は、…

裁判員制度の副産物

こんにちは。冨樫純です。 「裁判員制度で変わる司法」についてのコラムを紹介します。 裁判員制度が裁判の迅速化をもたらしているというメリットがあることに少し驚きました。 制度の目的は裁判の敷居を下げることや市民感情を少しでも反映させることだと思…

大統領制とは

こんにちは。冨樫純です。 「アメリカの大統領」についてのコラムを紹介します。 大統領制と一口に言っても、さまざまな形態があることを学びました。 アメリカの大統領選挙が大々的に報道されるので、大統領制といえばアメリカというイメージをすり込まれた…

議員報酬の始まり

こんにちは。冨樫純です。 「井戸堀政治家」についてのコラムを紹介します。 さすがに、無償では議員になる人はいないと思うので、報酬を与えるのは賛成です。 ただ、その報酬がいくらが適正なのかは難しい問題だと思います。 憲法49条は、国会議員には相当…

PKOは憲法違反か

こんにちは。冨樫純です。 「PKO」についてのコラムを紹介します。 ぼくも、PKOは憲法違反にはならないという意見に賛成です。 侵略戦争ではないからです。 もし侵略戦争に直接加わるようなことがあれば、そうではなくなると思います。 冷戦の時代、わが国は…

女性は天皇になれないのか

こんにちは。冨樫純です。 「女性は天皇になれないのか」についてのコラムを紹介します。 皇室の話題といえば、この問題ですが、女性天皇を皇室典範でなぜ禁止したのかは疑問です。 女性は天皇になれないのだろうか。 日本の過去の歴史をふりかえってみると…

法務大臣の重大なサイン

こんにちは。冨樫純です。 「死刑執行へのサイン」についてのコラムを紹介します。 確かに、大臣の立場だったら、同じように悩んでいたと思います。 死刑を執行するには法務大臣のサインが必要である。 もちろん、裁判で慎重な検討がくわえられた後のことで…

日韓教科書比べ

こんにちは。冨樫純です。 「日韓教科書比べ」についてのコラムを紹介します。 教科書はそもそも、その国の意向や思想が反映されると思うので、内容が違って当然だと思いました。 同じ事件であっても、国がちがうと、教科書での記述も異なっている。 豊臣秀…

年金財政

こんにちは。冨樫純です。 「年金がパンクする!!」についてのコラムを紹介します。 よく言われる議論ですが、理想は年金に頼らない生活だと思いました。 あなたのおじいさん,おばあさんは、定年退職後、年金をもらってそれを生活の支えにしている。 これも生…

酒税の重要性

こんにちは。冨樫純です。 「酒の統制今昔」についてのコラムを紹介します。 酒税は昔から重要な税だったのかと思いました。 酒は昔から、世界的に、製造するのも、販売するのも自由ではなかった。 イスラム教やキリスト教のいくつかの宗派では、宗教的理由…

自殺マニュアルの是非

こんにちは。冨樫純です。 「自殺マニュアル」についてのコラムを紹介します。 個人的な意見ですが、自殺も自己決定権の一つだと思うので、法律で罰することもないと思います。 医学の発達によって、生命維持装置をつければ、まったく意識がないままでもかな…

フェミニズムとポルノ

こんにちは。冨樫純です。 「フェミニズムとポルノ規制合憲論」についてのコラムを紹介します。 これまでのポルノ規制はどういうものだったのかかという疑問は残ると思いました。 最近アメリカでは、これまでとまったく違う角度から、ポルノ規制の合憲論があ…

笑う宗教家

こんにちは。冨樫純です。 「笑う宗教家」についてのコラムを紹介します。 ぼくも「笑ウせぇるすまん」は見ていました。 今思えば、本当に宗教家っぽいと思います。 スキマにつけ込むあたりが特にそう感じます。 喪黒福造という人を紹介しよう。 といっても…

親殺しの現在

こんにちは。冨樫純です。 「親殺し重罰の系譜」についてのコラムを紹介します。 素朴な疑問ですが、なぜ親殺しが重罪だったのかと感じます。 別に「親殺し」に限らず、人を殺すことは、古今東西を問わずどこの国でも重大犯罪のひとつである。 その事情は今…