とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

遺産相続とプレゼント

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 遺産相続とバースデイ・プレゼント 親の遺産で暮らす人間はたいてい、怠惰で無責任で、自分で…

お金が目の前にあると楽しい

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル どケチが私たちを豊かにしてくれる 価格の低下が不況を招く、というのも俗説である。 20世紀…

どケチは非難されるべきか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル どケチは非難されるべきか どケチに対する誹謗中傷は、経済学の初級教科書にすら出てく る。 …

変態さんの権利は守るべきか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル か弱き権利を守るヒーロー 満員の映画館で「火事だ!」と叫び、我先に出口に殺到する観客たち…

恐喝合法化で犯罪が減る?

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 恐喝合法化で犯罪が減る? ほとんどの人が、脅しは不道徳だと考えている。 「暴力的な権利の侵…

恐喝者を肯定する

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 世の中は恐喝者だらけ 「恐喝はほんとうに違法なのか?」 この疑問にこたえるのは、一見、それ…

東大卒という生き方

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 タイトルに惹かれて、読んでみようと思いました。 生きやすいのかどうなのかも気になりました。 ②こんな本です 『東大女子という生き方』 秋山 千佳 文春新書 「女性が学歴をつけても結婚で…

シャブ中は生産性を低下させるのか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル シャブ中は生産性を低下させない 覚醒剤に反対するまた別の議論は、「中毒者はまったくの役立…

「シャブ中」を守れ

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「シャブ中」を守れ 覚醒剤中毒について議論する際に、「双方の話を聞け」という先人の言葉を…

「ポン引き」の本質は仲介業者

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「ポン引き」の本質は仲介業者 ポン引き業におけるポン引きの役割とは、「ブローカー」である…

すべての人間関係は売春である

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル すべての人間関係は売春である なぜ売春は合法化されないのだろうか? 売春合法化に反対する議…

セクハラを擁護する

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル セクハラを擁護する 一般に「セクハラ」と呼ばれている行為について検討してみよう。 道を歩…

レイプ犯は甘やかされているか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル レイプ犯に極刑を求める人たち 殺人を別にすれば、女性に対して行使されるもっとも忌まわしい…

世の中は 「ぼったくり」で溢れている

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 世の中は 「ぼったくり」で溢れている ポン引きのおかげで彼女は客を探すのに無駄な時間を割…

売春は非難されるべきことか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル すべての人間関係は売春である!?!?!! なぜ売春は合法化されないのだろうか? 売春合法化に反対…

売春婦は悲劇のヒロインか

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 売春婦を悲劇のヒロインに仕立て上げるのはだれ? 女性の権利を守る団体とか、宗教関係の方々…

日本は役人天国か

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 日本がリバタリアン国家になったら… 厚生労働省の特殊法人である雇用・能力開発機構は、10億…

政治思想入門

こんにちは。冨樫純です。 本を紹介します。 ①この本を選んだ理由 以前から政治思想や政治哲学に興味があり、読んでみようと思いました。 ②こんな本です 『西洋政治思想史』 宇野重規著 有斐閣アルマ ソクラテスからサンデルまでの政治思想の流れをコンパク…

最貧国への援助は効果的か

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル リバタリアン VSリベラリスト リバタリアンとリベラリストの近親憎悪はより根深いものがある…

リバタリアニズム VS保守主義

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル リバタリアニズム VS保守主義 文化とか伝統とかを重視する人たちを「コミュニタリアン」と呼…

功利主義と原理主義

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 功利主義と原理主義 リバタリアニズムの思想をもうすこし具体的に見ていこう。 一般的に「功…

市場原理主義を擁護する

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学や法哲学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 「小さな政府」と「市場原理主義」 1970年代のアメリカはベトナム戦争の泥沼に苦しみ、洪水の…

政治とジェンダー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 政治とジェンダー 2006年6月現在の女性の衆議院議員は480人中43人、比率にすると9.2%。 IPU(列国議会…

メディア利用におけるジェンダー差

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル メディア利用におけるジェンダー差 メディアとの接触の環境にもジェンダー間で相違が見られるという。…

職業とジェンダー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル マスメディアにあらわれるジェンダー マスメディアとジェンダーをめぐる研究は、マスメディアにおける…

演技の遊戯性

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 演技の遊戯性 ゴッフマンはそこまで書かなかったけれども、演技という行為には、もう一つ忘れてはなら…

ジェンダーを利用するとは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ジェンダー化された演技の再帰性 ところでゴッフマンは、私たちの日常生活におけるパフォーマンスを、…

「女」を演じるとは

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル ジェンダー化された自己呈示 「花とアリス」のデートの場面。 ハナは、その場をデートにふさわしいも…

ゴッフマンの指摘

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 自己呈示と印象操作 アメリカの代表的な社会学者であるゴッフマンは、社会生活のなかでも、とりわけ人…

異性装とジェンダー

こんにちは。冨樫純です。 独学で、社会学を学んでいます。 そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。 タイトル 異性装とジェンダー 異性装、つまり、女装と男装についての研究は、演劇論などを除けば、著しく遅れて…