こんにちは。冨樫純です。
独学で、社会学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル ぼくは買い物が好き
〝買い物と男性〟について、 面白い観察をしたことがある。
関西には、おはぎや和菓子を売るチェーン店がある。
おやつとして買いにくるお年寄りが多い。
人気があるのか、よく列ができる。
列にならんでいるのは、たいていは女性ばかりである。
ところが、この列に一人だけ男性が加わることがある。
すると突然、この男性の後ろにはおじいちゃんた
ちの行列ができるのである。
たぶん、どうしようかと、見て見ぬふりをしながらあたりを徘徊していたのだろう。
どうも、このおじいちゃんたち、おやつを買うのに、一人で女性だけの列にならぶのを潔しとしないようなのだ。
男たちは、こんなときでも「男のメンツ」というやつに縛られて、自分の素直な欲望さえ満足させるのにとまどってしまうのである。
いさぎよぼくは小さいときから、買い物のお手伝いをよくやった。 小学校高学年の頃には、買い物かごをさげて、祖母か母の財布をもって、ちょっとした買い物に出かけたものだ(たいていは、おこづかい目当てだったが)。
そんなわけで、買い物には、まったく抵抗がない。買い物の8割方をするということは、何日分かのメニューを、自分なりに立てているということでもある。
もちろん、トイレット・ペーパーやゴミ袋の不足などにも目を光らせている。
子どもが小さいときは、紙オムツはどれくらいあるかとか (出来るだけ布オムツを使うようにはしていたが)、粉ミルクの残量などにも、結構気をつけていたものだ。
感想
おもしろい観察だと思いました。
確かに、ぼくも女子だけの場にいたら、居心地の悪さを感じると思います。
下記の本を参考にしました
『男性学入門』
伊藤 公雄
作品社