こんにちは。冨樫純です。
独学で、社会学を学んでいます。
そこから、個人的に関心のある話題を取り上げて、紹介したいと思います。
感想も書きたいと思います。
話題 明治の医師免許試験
そもそも明治期の医師免許試験が整備された背景には、江戸期の医師・医学のあり方を改革し、近代化・西洋化しようとした明治政府の意向が強く働いていたといいます。
江戸時代、医師は「自由開業医制」つまり「何ら開業するための資格を必要とせず、僧侶とともに身分制の枠外に位置しており」、どのような者でも参入が可能な職業だったのです。
これだから医師の地位は今に比べるとはるかに低く、実際に生産活動には携わらない「医は賤業」「医術は賤技」という言い方があったそうです。
感想
江戸時代、医師は、何ら開業するための資格を必要とせず、どのような者でも参入が可能な職業だったという事実に驚きました。
今では考えられません。
江戸時代は、今ほど命が尊いものてはなかったのかと感じます。
下記の本を参考にしました
『ライフイベントの社会学』
片瀬 一男著