こんにちは。冨樫純です。
「フェミニズムとポルノ規制合憲論」についてのコラムを紹介します。
これまでのポルノ規制はどういうものだったのかかという疑問は残ると思いました。
最近アメリカでは、これまでとまったく違う角度から、ポルノ規制の合憲論があらわれている。
すなわち、ポルノは女性を商品化し差別するメッセージを含んでおり、いわゆる「差別的表現」だから規制してもいいという議論である。
マルクス主義なきあとに、いちばん包括的な問題
提起をさまざまな分野で展開しているフェミニズムの陣営からでてきたアイデアの1つである。
これまで当たり前のように使われてきた言葉や法概念のなかに、実は女性の役割を家庭内にとじ込め、女性をおとしめる要素が含まれていることを鋭く指摘するのが、フェミニズムの方法論といえる。
たしかに今のポルノは、男だけがみるように作られているといえようから、「差別的表現」と捉えることもできるだよう。
しかし、ぼつぼつ男性ヘアヌードなんていうのも出てきているようだ(売れ行きは悪いようだが)。
下記の本を参考にしました
『いちばんやさしい憲法入門 』
初宿 正典 他2名
有斐閣アルマ