とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

理想的な選挙を考える

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


以前から選挙でぼくの意見を政治に反映させたいと思っていました。

 


このモヤモヤを少しでも解決できるかもしれないと思い購入しました。

 


②こんな本です

 


『民主主義の条件』

 砂原 庸介著

 東洋経済新報社

 

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大人が学んでおきたい「政治のしくみ」基礎のキソ。


民主主義の根幹を、サントリー学芸賞受賞・新進気鋭の政治学者が一からわかりやすく解説する。


日本政治をリアルに理解するための新常識が、この1冊に凝縮!

・そもそも選挙で「いちばんいい候補」を選べるの?
自民党はなぜ強いのか?これからも強いのか??
・なぜ、町村議会議員は「無所属」ばかりなのか?
・18歳が選挙権を持つってどういうこと?
・ダメ党首を辞めさせるには?
参議院っていらなくない?
・どうして「高齢者」と「農村」が優先されるのか?
・「AKB総選挙」とふつうの選挙の共通点は?
・「統一地方選挙」って何の意味があるの?

 


③こんな言葉が印象に残りました

 


重要なのは、このような選挙制度が議員個人の違いを強調することで、議会の中で組織を作ることを妨げてしまうこと、そして、それぞれの議員が特定の有権者のみへ「役立つこと」をアピールするようになる可能性があることです。

 


議員とつながりがない有権者の動向はあまり重要視されず、またそういった有権者はどの議員を選ぶのがよいのかわかりませんから、結局投票に行かずに棄権、となりがちです。

 


日本の農村地域で地方議会議員選挙の投票率が高いのは、伝統的な共同体の中で政治参加への意識が高いからだ、と言われたりします。

 


しかしそんなに単純な話ではなくて、 人口の少ない自治体では、候補者はそれぞれの有権者を大事にしなくてはいけないので、人ひとりの1票の意味が大きくなるからだと考えられます 。

 


これが都市部になると、普通の有権者は、どの候補者を選んでも自分の1票にあまり意味がないと

思いやすく、棄権という選択肢が有力になります。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


『現代の政党と選挙 』

 川人 貞史 他2名

 有斐閣アルマ

 


『比較政治制度論 』

 建林 正彦 他2名

 有斐閣アルマ

 


⑤ 感想

 


日本の選挙制度に色々な問題点があることは分かりました。

 


より良い選挙について考えたくなり、深掘りした勉強が必要だと思いました。

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。

 

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