とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

 リスクが少なかった時代

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


独学で社会学を学んでいます。

 


社会学者が動画でこの本を紹介していたので、読んでみようと思いました。

 


②こんな本です

 


『Do! ソシオロジー 』改訂版

 現代日本社会学で診る

 友枝 敏雄 他1名

 有斐閣アルマ

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第一線で活躍する12人の社会学者による、「社会学」への招待。


格差やリスク、若者や家族、国家のゆくえなど、「現代社会」をクリアに浮かび上がらせ、社会とは何か、社会学とは何かにせまる「いちばんやさしい現代社会論」。

 


③こんな言葉が印象に残りました

 


近代社会では、職業選択の自由があるといっても、個人が勝手に就けるものではない。

 


医者になりたいといっても、誰でもなれるわけではない。

 


通常、職業に就くためのルートが敷かれており、

多くの場合、特定の学校に行って教育を受けることが必要になる(医学部医者のように)。

 


そして、戦後から1990年頃までの日本社会では、特定の学校(学部、学科)に入ることが職業選択を事実上意味するだけでなく、特定の学校に入りさえすれば、リスクがほとんどなく、特定の職業に就くことができた。

 


受験等で振り分けられ、どこかの学校に入りさえすれば、定職に就けないというリスクを心配することはなかったのである。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』

 出口 剛司著

 KADOKAWA

 


社会学のエッセンス 』新版補訂版

 世の中のしくみを見ぬく

 友枝 敏雄 他2名

 有斐閣アルマ

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。

 

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