とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

「おひとりさま」 の時代

こんにちは。冨樫純です。


『シングルという生き方一「おひとりさま」 の時代』についてのコラムを紹介します。


ぼくもひとりで行動することが多いので、生きやすい時代が来たなと感じています。


単身世帯が増加している。


1920年に 6.0%、高度経済成長期が終わった1975年でも13.5% にすぎなかった単身世帯が、2005年には1338万世帯、全普通世帯数の27.9% に達している。


高齢化の進行により、配偶者との死別による高齢

者ひとり暮らし世帯も増えているわけだが、同時に非婚により一生をシングルで過ごす人たち、あるいは早期の離婚によりシングル状態に戻るといった人たちも増加している。


私たちが共同的に問題を処理し、生活を相互に支えようとする最小単位が家族、さらにはカップルに限られるという時代ではなくなりつつあり、シングルという生活の過ごし方がじわじわと市民権を得てきている。


それを支えるものとして、外食産業やコンビニの隆盛、食料品の小分け化、各種業態の深夜業化などの消費生活の変容、女性の長期勤務による経済的安定、結婚への周囲の圧力の低下などの要因があげられる。


サービス業においてもひとり客を見逃すわけにはいかず、「おひとりさま」と呼ばれる形で、ターゲット化されてきている。


しかし、社会制度の多くは家族単位· 世帯単位で運営されているものが多く、個人単位·シングル単位の価値観の浸透とともに、各方面で起こっている離語に対して、どのように理解·対応すべきかという問題提起がなされている。


下記の本を参考にしました


社会学

   新版 (New Liberal Arts Selection)

  長谷川 公一 他2名

  有斐閣