とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

「ポン引き」の本質は仲介業者

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、社会学法哲学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  

 


「ポン引き」の本質は仲介業者

 


ポン引き業におけるポン引きの役割とは、「ブローカー」である。

 


不動産会社や保険会社や証券会社や投資顧問会社商品先物取引会社などのブローカーと同様に、ポン引きは取引を希望する二人を、彼らが自力で相手を探すよりもずっと安いコストで引き合わせる役割を果たす。

 


ブローカーを利用した顧客は、取引のいずれの側も、その仲介によって利益を得ている。

 


そうでなければ、そもそもブローカーが存在する理由がない。

 


このことは、ポン引き業でも同じである。

 


女の子と遊びたい客は、気に入った娘が現れるまでむなしく待ったり、盛り場を探し歩いたりする手間を省くことができる。

 


デートサービスの会社に電話して、「若くてかわいい娘を一人よろしく」と頼めばいいだけだからだ。

 


自分で女の子を探すよりずっと楽だし、おまけに注文した娘がちゃんとやってくるという保証までついている。

 


感想

 


「ポン引き」と聞くと、否定的な見方をしていましたが、仲介者と考えるとそうでもないと感じました。

 


下記の本を参考にしました 

 


『不道徳教育』

 ブロック.W 他1名

 講談社

 

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