こんにちは。冨樫純です。
独学で、社会学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
マスメディアにあらわれるジェンダー
マスメディアとジェンダーをめぐる研究は、マスメディアにおけるジェンダー表現をめぐる女性たちからの抗議運動が一つの出発点になった。
性差別と女性のステレオタイプな描かれ方への異議申し立てである。
メディアで表現される男女像は、外での勤務は男性、家事労働は女性、上司が男性、部下が女性といった役割、地位、序列にかかわるものが圧倒的に多かったのである。
しかし、抗議運動の成果とともに、女性の職業が現実に多様化したことも影響し、かつては明確にジェンダーがあらわれた医師、弁護士、教授、社長、代議士などの職業はそれだけでは男性を意味しなくなった。
その結果、「女医」「女性議員」など女性だけに性別を冠する表現(女性冠詞)は大きく減少した。
また、従来女性の職業とされてきた看護婦や保母の名称も、看護師や保育士とジェンダーに中立な呼称に変えられた。
感想
職業に関しては、たしかに、少しずつ差別がなくなって来ていると思いました。
きっかけはやはり、当事者である女性が声を上げたからだと思います。
下記の本を参考にしました
伊藤公雄 牟田和恵編著