こんにちは。冨樫純です。
哲学や倫理学に興味があり、それに関連する本を読んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
成功とか失敗とか考えない。
人生はいちどきり。何度も繰り返せるわけじゃ
ない。
だから統計には惑わされず、偶然の連鎖を肯定し、悔いなく生きようというのがぼくのメッセージです。
少しだけ補足しておきます。
読者に受験生がいるとして、進路相談では、将来のことをいろいろ考えて大学を選べと言われると思います。
ネットを見ても、職業を選ぶにあたってはちゃんと生涯年収を考えようとか、結婚するとこれくらい金がかかるとか、いろいろアドバイスが書かれています。
結論から言えば、そのようなアドバイスには囚われなくていいと思います。
数年単位の計画は必要です。けれど、10年後、20年後を想定した人生計画は、基本的に意味がありません。
進学した大学は教師が最悪かもしれないし、就職した会社は潰れるかもしれないし、結婚相手は病気になるかもしれないし、人生なにが起こるかわかりません。
そのとき、がちがちに計画を作っていると、逆に新しい可能性に対応できません。
むしろ重要なのは、新たな局面が訪れたときに、それまでやってきたことにこだわらず、未来に向かって頭を切り換えることができる柔軟性だと思います。
思いつきで行動して、それで失敗したらどうするんだと心配するひとがいるかもしれません。
しかし、人生において「失敗」とはなんでしょう。
事業の失敗、投資の失敗、結婚の失敗という個別例はあると思います。
けれどもその失敗はつぎの局面の出発点になるかもしれない。
人生そのものには失敗なんてないのです。
だって、その成否を測る基準はどこにもないのですから。
感想
確かに、計画通りにならないことの方が多いと思いました。
下記の本を參考にしました
『弱いつながり』
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東浩紀著