とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

当たり前を疑ってみる

こんにちは。冨樫純です。


本を紹介します。


①この本を選んだ理由


「常識に盾突く思考のレッスン 」という副題に興味を持ちました。


常識とか一般論は面白くないことが多いので。


②こんな本です


『あぶない法哲学』常識に盾突く思考のレッスン

 住吉 雅美著

 講談社現代新書

 

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常識を揺さぶる「究極の問い」にあなたは何と答えますか??


社会に飼い慣らされないための“悪魔の法哲学”。


「正義」「権利と義務」「自由」「平等」「功利主義」「アナーキズム」考えることの楽しさがわかる、青山学院大学で大人気の授業!!


③こんな言葉が印象に残りました


どこの誰か分からない大勢の他人から巻き上げた金を使うのは、きっと楽しいだろう。

 

それで、お気に入りの有名人、時には反社団体を花見に招いたり、国際的大運動会のために1600億円近くもかけて競技場を作ったり、大盤振る舞いだ。


そして、国会議員も一度やったらやめられないよね。議場で居眠りしたりスマホを見たり、法律破って追及されて姿をくらましても月129万円の給料はもらいっぱなしで、返納義務もなし。


その給料も国民の税金から出てるんだけどね!

 

そりゃ「税金ドロボー」って叫びたくなる。


我々は当たり前のように国家に税金という上納金を支払わされているが、ちゃんとそれに見合った恩恵を受けているだろうか?


複雑な税制度を通して吸い取られた税金は、国

民の生活のためどとろか、かなりの部分が政治家自身や利益団体、官僚組織の利得に転じているようだ。それなら国家は国民を守るものではなく、単なる強盗だろう。


それでも国家、要りますか?


(本文より引用)


④この本が気になった方への2冊はこちら


『正義とは何か』

  現代政治哲学の6つの視点

  神島 裕子著

 中公新書


法哲学

   平野 仁彦 他2名著

 有斐閣アルマ


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。