とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

言語検索のメリット

こんにちは。冨樫純です。


「言語検索が作り出す世界」についてのコラムを紹介します。


ぼくもAmazonGoogleを利用することがありますが、メリットしかないような感じがします。


パソコンの画面の検索欄にキーワードを入れる。

 

すると、 インターネット空間に無数に存在するウェブサイトから、瞬時に検索結果が現れる。


従来であれば、リンクをたどってあれこれ探したりしなければならなかった目的のウェブサイトや情報が、検索サイトの出現によって、適切なキーワードにより一発でたどりつけるようになった。


そのような検索サイ トのなかで、現在もっとも強

力なのが、


10の100乗をさす数学用語「googol」 から社名がとられた「google」(グーグル)である。

 

独自のプログラムでコンピュータを連動させ、検索という行為の価値を一気に高めたのが彼らの仕事である。


しかし、人びとはグーグルの検索結果を1つひとつ丹念に見ていくわけではない。


すると、検索結果において、上位5位くらいに、最低でも検索結果の第1ページに載る上位15位くらいまでに残らなければ、その事象やウェブサイトはこの世に存在しないも同じだといわれる。


それゆえに、 その順位に残るために、企業などは自らのウェブサイトに人びとが頭に浮かぶキーワード、誤って入れるかもしれない隣接キーワードを無数に散りばめなければいけないとも指摘される。


その一方、インターネット空間にある本「Amazon」(アマゾン)などは、検索キーワードを入れることによって、売れ筋の本を紹介することはもちろんだが、従来なら陳列スペースの物理的関係で本屋の書棚に置いてもらえなかった死に筋の本も画面上に登場させ、細々とでも売れていく現象を作り出しているという。


恐竜のしっぽのような売れ方をすることから、「ロングテイル現象」とも呼ばれている。


下記の本を参考にしました


社会学

   新版 (New Liberal Arts Selection)

   長谷川 公一 他2名

  有斐閣