とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

規範的な言葉の用法

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、倫理学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  

 


規範的な言葉の用法

 


規範的な言葉が使われるのは、道徳や倫理に限りません。たとえば、マナー、 道路標識、薬の処方箋、あるいはゲームのルール、果ては料理のレシピなども規範的な言葉で書かれていることがあります。

 


「どんなときでも嘘をついてはならない」と「卵を泡立てすぎてはならない」の間に共通の特徴はあるのでしょうか。

 


それとも、それらはそれぞれ別の仕方で規範的なのでしょうか。そして、倫理にかかわるときだけ特別な何かはあるのでしょうか。

 


一見して分かりやすい要素には、規範的な言葉を使う文はいずれも、聞き手の行動に影響を与えようとしているように見える、というものがあります。

 


「しなければならない」 や「すべきである」「してはならない」「すべきではない」などはそのようなニュアンスが特に強い言葉かもしれません。

 


人に何かをさせる、あるいは何かをやめさせる、控えさせるために、これらの言葉は使われるように見えるというわけです。

 


感想

 


確かに、規範的言葉には倫理的、、道徳的ニュアンスが含まれていると思いました。

 

 

 

下記の本を参考にしました

 


『「倫理の問題」とはなにか』

 メタ倫理学から考える

 佐藤岳詩著

 光文社新書

 

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