とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

子どもと憲法

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、憲法を学んでいます

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  

 


子どもだって・・・

 


子どもにも憲法上の権利の保障がおよぶということを、忘れてはなりません。

 


憲法は、思想、信教、表現の自由といった権利を、数多く定めていますが、これらの権利による保障から子どもだけが除外されているわけではありません。

 


憲法は大人専用ではありません。

 


子どもだって、1人の人間として、思想の自由や表現の自由を保障されているのです。

 


ただ心身が未成熟であるために、保障の程度が大人と異なる場合があるにすぎないのです。

 


ですから、子どもと大人との違い、保護の必要性を強調しすぎることは、妥当ではありません。

 


過保護のあまり自由を制限しすぎると、子どもの判断能力の形成が阻害されます。

 


能力は使うことによって発達していくという面をもっています。 能力も使わなければサビついてしまいます。

 


そこで、子どもに対する制限は必要最小限でなくてはならないという要請が生じてきます。

 


感想

 


子どもにも憲法上の権利の保障がおよぶということを忘れてはなりません、という箇所がおもしろいと思いました。

 


忘れがちなことなので、改めて、なるほどなと思いました。

 


下記の本を参考にしました

 


『いちばんやさしい 憲法入門』

 初宿 正典 他2名

 有斐閣アルマ

 

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