とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

だれが子どもを保護すべきか

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、憲法を学んでいます

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  

 


だれが子どもを保護すべきなのか

 


子どもの保護のための制限が必要であるとしても、そのことからすぐに、国家による制限が許されるわけではありません。

 


その前に、だれが子どもを保護すべきなのか、という問題を考えることが必要となります。

 


子どもを保護する役割を担うのは、まず親であ

るといえます。

 


子どものことを最もよく知り愛情をもっている親こそが、まず、そのような役割を担うべきだということになります。

 


ただ、親個人の力だけでは子どもを保護しきれない場合に、国家の介入が認められます。

 


たとえば、酒やタバコの子どもへの販売禁止がそれにあたります。

 


また、親が自分の子どもを虐待する場合にも、国家の介入が認められます。

 


たとえば、親権喪失制度 (裁判によって親としての資格を失わせる制度)がそれにあたります。

 


ですから、子どもを保護する必要性があれば、ただちに国家による制限が許されるわけではありません。

 


親による保護だけでは不十分なのかを問うことが必要となります。

 


感想

 


少子化が問題なので、親ではなく国家が子どもを保護して育てるというのはどうなのかと思いました。

 


そもそも少子化が問題なのかという議論もありますが。

 


下記の本を参考にしました

 


『いちばんやさしい 憲法入門』

 初宿 正典 他2名

 有斐閣アルマ

 

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