こんにちは。冨樫純です。
独学で、経済学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
育休の充実で人材確保
企業にとって、育児休業は優れた従業員を自社につなぎとめるためにも有効な手段です。
「育休後進国」のアメリカですが、近年ではグーグルやフェイスブックといったIT企業を中心に、独自の育休制度を準備する企業が増えてきています。
IT業界では優秀な人材の引き抜き合戦が激しいため福利厚生に力を入れており、人材確保の一環として有給の育休を社内制度として認めるようになったのです。
中一方で、育休が企業にとって負担とならないよう、多くの国々で制度的に配慮されています。
日本では、育休の給付金は雇用保険から支払われますし、休業中の健康保険料や厚生年金保険料の支払いは免除されているため、これらが企業にとって負担となることはありません。
たしかに育休中の社員の穴埋めのために、たとえば派遣社員を手配しなくてはならないケースなどが出てくるかもしれません。
また、引き継ぎにともなって一時的に仕事が滞ることもあるでしょう。
これらは小さい職場では無視できないコストかもしれませんが、そうしたコストを軽減するために中小企業に対し両立支援等助成金が支給されています。
感想
アメリカでも人材を確保するために福利厚生を充実することがあることに意外性を感じました。
下記の本を参考にしました
『家族の幸せ』の経済学
データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実
山口 慎太郎著