こんにちは。冨樫純です。
独学で、経済学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
あまりに長い育休は逆効果となる
育児休業による雇用保障で新たに仕事を見つける必要はなくなったとはいえ、あまりに長い間仕事を休んでしまうとかえって復帰が難しくなるかもしれません。
週末休み明けの 月曜日に、なんだか出勤したくないと感じてしまうのはあなただけではありません。
日本の育休制度は職場復帰を前提としていますが、そのまま退職してしまった場合、給付金の返還などのペナルティーはありません。
そのため、休業期間が長くなるほど、職場復帰がおっくうになってしまうこともありえます。
また、一部の専門職では、仕事から長期に離れてしまうと、職業人としての能力に大きなダメージを受けてしまいかねません。
たとえば、高度な研究職、技術職では常に新しい知見・技術が生まれています。
そういった職業の方があまりに長期間仕事を休んでしまうと、これまで培った知見・技術が時代遅れになってしまうことが考えられます。
また、人脈作りが重要な営業職などの仕事でも、長期の育休の間に顧客を取られてしまったり、人脈が失われてしまったりすることがあるでしょう。
こうした仕事についている人たちは、育休期間が長くなれば長くなるほど職場復帰が難しくなってしまいます。
感想
長過ぎる育休は復帰を妨げるものになるかもしれません。
下記の本を参考にしました
『家族の幸せ』の経済学
データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実
山口 慎太郎著