こんにちは。冨樫純です。
独学で、政治学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
戦後の国際環境
戦後の国際環境は、2つの基本的な柱から成り立っていた。
この2つは戦前の国際環境からの大きな変化を意味していた。
1つは、政治・軍事的な特徴である 「米ソの冷戦構造」 である。
それ以前においては、欧米の列強がアフリカやアジアの領土を奪い合うということが国際政治の中心であった。
日本もまたこの争奪戦に遅れて参加したのである。 日本が参戦した第二次世界大戦の後の世界に超大国として出現したのは、核兵器を保有するアメリカとソ連の2国であった。
いに相いれないイデオロギーを信じる国であり、西側の自由主義圏と東側の共産主義圏と呼ばれる勢力圏をもち、敵対した。
もう1つは、政治・経済的な特徴で、アメリカの圧倒的な経済的優位によって支えられた 「自由貿易体制」 である。
こちらは西側地域の特徴である。 戦前(1930年代以降) の世界経済においては、世界各地がブロック経済に分かれており、国境を越えた商品のやりとりにいろいろ制限を加える、保護主義的な経済が中心であった。
これが第二次世界大戦の原因の1つであった。
そこで、戦後、これに代えて自由な貿易体制の構築がめざされた。
感想
自由貿易はデメリットの方が大きいと思います。
自分の住む国を一番大事に思うからです。
下記の本を参考にしました
『はじめて出会う政治学』
構造改革の向こうに
北山 俊哉 他2名
有斐閣アルマ