こんにちは。冨樫純です。
独学で、政治学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル 天下り
若くして退職するので、官僚たちは第2の職につく。
官僚たちの再就職は、皮肉を込めて、「天下り」と呼ばれる。 人間界にあらざる者が人間界に降りるというニュアンスである。
天下り先で多いのは、出身省庁に関連の深い民間企業である。 旧大蔵省出身者は銀行や証券会社に、旧運輸省 OB は運輸会社に再就職する。
また、民間の同業者がつくる業界団体なども有力な天下り先である。 銀行業界には全国銀行協会などがある。
もう1つの天下り先が、公団や事業団などの名称をもつ特殊法人である。
政府がつくった行政機関の分身である。
特殊法人の整理統合が進められているが、それ以前の1997年には全部で92 法人あった。
主なものを挙げると日本道路公団、宇宙開発事業団、住宅金融公庫、日本開発銀行、日本たばこ産業株式会社などである。
2008年現在は、31法人になっている。
これらの特殊法人に主管官庁のOBが天下るわけである。
感想
天下りがあるから官僚を目指す人も正直いると思いました。
下記の本を参考にしました
『はじめて出会う政治学』
構造改革の向こうに
北山 俊哉 他2名
有斐閣アルマ