とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

快楽主義とは

こんにちは。冨樫純です。

 

独学で哲学を学んでいるので、勉強してきたことを整理する感じで書いていきたいと思います。

 

哲学者を1人ずつ取り上げて、その思想、時代背景、感想などを書いていきます。

 

取りあげる哲学者や思想は、ほくが勝手に選んでいます。

 

哲学者 エピクロス

 

思想 快楽主義

 

人生の目的は快楽であるという快楽主義を説いた。

 

しかし、それは感覚的で瞬間的な肉体の快楽ではなく、不必要なぜいたくや虚栄を追うことをやめ、肉体の苦痛や死の恐怖から解放された、魂の平安(アタラクシア ataraxia)を味わうことであった。

 

その魂の平安は、海の上で風がまったくやんだ凪の状態にたとえられる。

 

そのような心の静かさを実現するためには、飢えや渇きなどの自然な欲求を適度に満たし、また、心をかき乱す政治的な生活から離れ、死や神がみについての恐れを取り除くことが必要である。

 

感想

 

この時代から、人類は安らぎや癒しを求めていたことに驚きました。

 

下記の本を参考にしました

 

新 倫理 清水書院(高校の教科書)

倫理資料集 第一学習社

 

『史上最強の哲学入門 』
 飲茶著
 河出文庫

 

『もういちど読む山川倫理 』
 小寺 聡編
 山川出版社