おはようございます。冨樫純です。
サッカーで、ゴールするために、ボールを奪うことは重要だと思います。奪った位置によってはチャンスになることもあるからです。
そこで、何を意識すればいいのか調べてみました。
3つの手順と、カンテ選手の3つの『工夫』を紹介します。全部で6つです。
①相手に近づく
攻撃側がボールをコントロールした瞬間、守備側はすぐにボールを奪うためのアプローチをする必要があります。
②アタックすること
受け身にならず、自分からアタックすることがポイントとなる。現代サッカーは「チャレンジ&カバー」ではなく、「チャレンジ&チャレンジ」といった具合に、アグレッシブにボールを奪うプレーが連続して行われています。
③奪ったボールを保持すること
サッカーはボールを奪った瞬間に攻撃が始まります。そのため、選手達には奪ったボールを確実にキープしようと伝えます。練習でも、ボールを奪って終わりではなく、次につなげる、あるいはキープするところまでをセットにして行います。
④タイミング
相手に体をぶつけることはとても重要なことで、ボランチとして避けては通れないプレーです。体の小さいカンテは相手とボールの間に体を入れる「タイミング」が圧倒的に優れています。相手がドリブルしていて、ボールがリリースされたときに素早く体を入れる。味方がプレスに行き、相手からボールが離れそうな瞬間に素早く体を寄せる。
そのようにして、カンテは相手からボールを奪います。そのプレーの背景には、相手からボールが離れそうなタイミングを動きながら感じ取り、抜群のタイミングで飛び込むカンテならではの能力が効いていたのです。
⑤予測
カンテを追って試合を見ていると、「さっきまで右サイドにいたのにもう左サイドにいる」と驚くことが何度もあります。彼はゲームの状況を読み取り、今どのエリアが危ないのかを常に考えながらプレーしています。
圧倒的な運動量に加え、質の高いプレーを90分間継続することができます。ボール、プレーの行方を素早く「予測」し、数的優位の状況を作り、セカンドボールを素早く拾い、仲間につなげる。このプレーがチームの攻撃には欠かせないプレーとなっています。
⑥粘り強さ
カンテは自分の間合いをよく知っています。
自分の守備範囲と見るや否や粘り強く追いかけ回します。その「粘り強さ」がボール奪取につながっています。高い位置まで粘り強くボールを取りに行くこのプレーはボールが取れなかったとしても無駄なプレーではありません。高い位置までプレスすることでコースを限定したり、相手の攻撃を遅らせることにつながっています。
下記のサイトを参考にしました。
https://coachunited.jp/column/000641.html
https://jr-soccer.jp/2017/06/01/post65367/