おはようございます。冨樫純です。
海外のクラブで活躍するサッカー選手が多くなり、監督として活躍する人も出てきてもおかしくなのではないかと思います。
そこで、指導者として能力を向上させるためには何が必要なのか調べてみました。
それは正しい理論と豊かな実践経験だそうです。
この2つが車輪の両輪の様にバランスよく積み重なることで、監督としての能力向上、選手の成長も促すことができる指導者への道を進むことができます。座学とピッチでの指導実践をバランスよく経験します。
理論とは?
プ戦術、テクニック、フィジカル、心理学、チームマネジメント、スポーツ医学などといった監督として必要な知識を整理された教材をベースに学びます。ドリブルやパスといったテクニックアクションの定義や試合のどこで使われるかの研究結果をもとに指導にどう落とし込むのか?というような理論を学びます。
ヨーロッパでは当たり前の認識とされている「プレイモデル」の概念、「プレッシング」や「サイドチェンジ」というような攻守にわたる20項目近くの戦術コンセプトを基礎から徹底的に学習します。現場で起こっていることを論理的に理解し、原因の究明、そして現象の再現性を高めることになるといえます。
実践とは?
ピッチ上での指導実践、日々の指導現場(試合、トレーニング)にあたります。まさに理論がカオスの様に目まぐるしくダイナミックに機能している現場です。
講義にて頭に理論を叩き込んでもピッチでそれを見出し指導することは簡単ではありませんし、予想していなかった問題が発生して対応できないこともよくあります。
しかし、これは経験により解決されるので多くの経験を積めば大丈夫です。
毎日の実践で、「何が起きたのか?何がうまくいき、何が失敗し次回はこのように対応しよう」と反省する作業を繰り返すことで指導者のメモリーとしての経験値が上がり、トレーニング中の対応も余裕を持ってできるようになります。
下記のサイトを参考にしました。
https://www.spain-ryugaku.jp/soccer/column/2017/03/18/post-189/