こんにちは。冨樫純です。
独学で、倫理学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
真理の探究はやっぱり大事
さて、ローティが言う通り、私たちは真理へのこだわりをきっぱりと捨てた方がいいのでしょうか。
そうとも限りません。 真理を探究し、それをもとに人と対話していくことには、他では代替できない、欠くことができない何かが含まれている、そう考えることもできます。
そうした考え方として、信頼ということから真理を追究することの大切さを説く考え方を見ていきたいと思います。
とはいえ、少し長い紹介になりますので、先に結論を述べておきましょう。
こちらの立場は、真摯に真理を探究し、他者にも誠実に真理を告げようとすることが、結果として、自分自身を信頼に足るものとし、アイデンティティを確立したものにしていくことにつながると主張します。
逆に言えば、真理を蔑ろにする人は、他人から信頼されず、自分自身も信頼できなくなり、自分を見失ってしまいます。
他者の苦しみと向き合うことももちろん大切ですが、そもそも自分と向き合うことができていなければ、その苦しみにともに立ち向かうことはできないのです。
感想
個人的には説得力に欠けると感じました。
下記の本を参考にしました
『「倫理の問題」とはなにか』
メタ倫理学から考える
佐藤岳詩著