とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

ロースクールとは

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、憲法を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  

 


ロースクールへ行こう

 


日本版ロースクールと呼ばれる 「法科大学院」 は、これまで年間の司法試験合格者を1000人前後に抑えてきた方針を一転させ、特別の大学院で学んだ学生を対象に 「新司法試験」を行い、やがては3000人の合格者を毎年産み出して、日本の法曹人口を先進諸国なみに増やしていこうというものです。

 


この制度も日本の国際競争力向上が当初のねらい

だったようですが、法曹人口が増えることによって、 弁護士過疎地と呼ばれる地域が解消されるとか、泣き寝入りせずに気軽に裁判を起こすことができるようになるなどの副産物が非常に重要だと思われます。

 


弁護士同士の競争が激しくなれば、いままでは表面化しなかった弱者の被害を掘り起こして裁判に持ち込んだり、街の示談屋さん・取り立て屋さん(弁護士法違反であり暴力団の資金源ともなっていますが)の手から裁判制度に事件を取り戻すことも可能になるでしょう。 こうしてわが国でも「法の支配」 と呼べるような社会が次第に実現してゆくことが期待されています。

 


全国約60余校の法科大学院 (ロースクール) は、法学未修者には3年コースを、法学部出身者などの法学既修者には2年コースを用意して、 みなさんのチャレンジを待っています。

 


教員も学生もこれまでの法学部教育よりは努力と工夫をこらして熱気ある授業風景が繰り広げられているようですから、みなさんも関心があれば各法科大学院のホームページなどをチェックされるといいでしょう。

 


ただし、 合格率の低迷や、 弁護士の「就職難」といった厳しい現実もお忘れなく。

 


感想

 


法曹人口を増やすには、法科大学院がいいのかどうか疑問に思います。

 


かといって代替案があるわけではありませんが。

 


下記の本を参考にしました

 


『いちばんやさしい 憲法入門』

 初宿 正典 他2名

 有斐閣アルマ

 

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