こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
新書が好きなぼくにとって、見逃せないと思い、購入しました。
②こんな本です
『新書100冊』
視野を広げる読書
高橋 昌一郎著
膨大な量の情報が、目まぐるしく流れる現代。
その奔流に吞まれ、本当に必要な知識を見失わないためには、何を読めばよいのか?
日増しにあふれる情報の海で、真に頼れるメディアは何なのか? 多彩な領域の専門家が、各分野の核心をコンパクトにまとめる「新書」もその一つでしょう。
本書では、近年に刊行された5000冊の新書のうち、いま読んでおきたい100冊を厳選。
学問の最先端から、きょうのニュースの背景まで。現代のエッセンスを1冊に凝縮――。
素朴で身近な100の「問い」から、新たな視界が開けてくる。地に足ついた「知」のために。
この1冊で、足場を築く。
③ こんな言葉が印象に残りました
本書で最も驚かされたのは、著者・濱島淑恵氏が2016年に大阪府立高校10校で実施した調査(回答数5671)によれば、「ケアを要する家族がいる」との回答が12.7%を占め、さらにその約半数は「自分がケアしている」と答えたことである。
つまり、高校生の約20人に1人がヤングケアラーであり、中には毎日「8時間以上」を費やす子どももいるというのである。
濱島氏が有志と立ち上げた「ふうせんの会」で具体的に実施している対策は、(1)孤立解消、(2)学習、(3)家事・食事 (4)レスパイト (小休止) (5)伴走者としての支援である。
学校で「遅刻や欠席を機械的に処理しない」 「個人の相談を聞く」「柔軟に対応する」ことが切実に求められているという指摘にも耳を傾けたい。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『哲学ディベート 〈倫理〉を〈論理〉する 』
高橋 昌一郎著
『実践・哲学ディベート』
〈人生の選択〉を見極める
高橋 昌一郎
NHK出版新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。