こんにちは。冨樫純です。
独学で、憲法を学んでいます
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
皇室外交?
天皇が外国を訪問した際に、「おことば」として、単なる社交辞令にとどまらず、政治的とも受けとれる内容のスピーチをすることがありました。
これを「皇室外交」と評し、歓迎する向きもみられます。
また、皇太子と雅子さんとの結婚に際し、雅子さんの外交官としての経験を生かしての「皇室外交」を期待する声も聞かれました。
しかし、そのような 「皇室外交」 は、日本国憲法の下で、はたして許容されるのでしょうか。
このような問いを発すると、晩さん会で、アメリカ大統領や副大統領がアメリカ国民を代表してス
ピーチを自由にできるのと同じように、天皇や皇族も日本国民を代表して自由に 「おことば」 を述べられるのではないか、雅子さんはせっかく外交官の経歴があり語学も堪能なのだから、にこにこと笑って握手をするだけではもったいない、その能力を生かしてどんどんと「皇室外交」をすべきではないか、との回答が返ってくるかもしれません。
しかし、アメリカの大統領と日本の天皇とは、まったく異質の存在なのです。
感想
雅子さんに関して、ぼくも同じように考えています。
外交官の経歴をもっといかすべきではないかと思います。
下記の本を参考にしました
『いちばんやさしい 憲法入門』
初宿 正典 他2名
有斐閣アルマ