こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
論文の書き方、大学生の教科書的な本に興味があり、購入することを決めました。
②こんな本です
『論文の教室』
NHK Books
「論文書き方本の最終兵器」を10年ぶりにアップデート。
主人公は作文のヘタな大学新入生。
彼がダメ論文を「Aプラス論文」へ改善するまでのプロセスを追いながら、論文の基本からアウトラインの作り方、草稿のまとめ方、仕上げ方までを伝授する。
類書にはないウリとして、主張の説得力を高めるための「論証」のテクニックを分かりやすく解説。
さらに、この10年間の環境の変化をふまえて、文献や資料探し、情報検索の方法についてさらに詳しい解説をほどこすほか、明快で読みやすい論文を書くための文章指南パートを大幅増量!
③ こんな言葉が印象に残りました
論証ってのは、主張と根拠という二つの要素じゃなくて、じつは主張と根拠と裏づけという三つの要素からなるってことになりませんか?
そうね。裏づけってのは、隠れていることが多いからわかりにくいけど、論証がよいものであるためには欠かせない要素だ。
裏づけは、気圧計の読みのように、見ればわかるものもあるだろうし、気圧と降雨の関係のように、それじたいが気象学の長くて複雑な論証の結果として得られたもののときもある。
論文を書く場合、自分の説の優位を主張するために、相手の説の論証に対して反論を試みるということがある。
だから、 よい論証をするために気をつけるべきことがらは、裏返せば、相手の論証に反論するためのテクニックにもなる。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『基礎からわかる 論文の書き方 』
小熊 英二著
はじめてでも、ふたたびでも、これならできる! レ『ポート・論文のまとめ方』
新田 誠吾著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。