とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

自己決定とは

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、憲法を学んでいます

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル  

 


毎日が自己決定

 


7:00 目覚まし機能つきのCDラジカセから流れ出したヴィヴァルディで目を覚ます。

 


歯ブラシをくわえたまま食パンをトースターに放りこみ、生卵をフライパンでスクランブルに、テレビのリモコンをONにすると、牛乳パックをイッキ呑み。

 


天気予報は晴/くもり。 新聞はダウンロードしてタブレットで読むから、とっていない。

 


こうしていつものようにはじまった1日で、いつもと同じ電車がいつもの会社に彼を連れていき、ふと気がつくと彼女もいない30男になっていた・・・・・・。

 


この平凡な青年の現在と将来のどこに、《自己決定》 の余地があるというのでしょう。

 


まるで機械じかけの会社人形です。 しかし、それでも彼の生活は自己決定に満ち満ちているのです。

 


つまらないことからいえば、どの音楽で目覚めるか、あるいはどんな目覚まし時計を使うのか、朝は洋食か和食か、卵は目玉焼きかナマかスクランブルか...・・・。

 


先輩のすすめる女性と今度の日曜にどこで会うか。 デートに備えて今日、ネットで評判の店をチェックするか。

 


当日の服装はどうするか。

 


もっと大きくみれば、こういう決まりきった生活を続けていくのか、 それとも今度の彼女にふられたら、思い切って青年海外協力隊員にでもなってみようか。

 


それとも、法律か会計の専門学校に通ってなにか資格をめざすか。 いや、会社で今度の企画に全力投球して、 同期のアイツを出し抜くか......。

 


人間, なにをするにせよしないにせよ、一瞬一瞬自分で行動を選んでいるのです。

 


だからこそ、人生のリスクは自分ひとりで背負う

しかないのですし、また努力や幸運で手に入れたものは、だれがやっかもうと自分ひとりのものなのです。

 


感想

 


当たり前のことだけど、改めて言われると、そうだなあと思いました。

 


下記の本を参考にしました

 


『いちばんやさしい 憲法入門』

 初宿 正典 他2名

 有斐閣アルマ

 

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