こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
西洋名画や美術史に興味があり、日本美術もおもしろそうだと思い、購入しました。
②こんな本です
『知識ゼロからの日本絵画入門』
安河内 眞美著
日本人の美の原点。狩野派、琳派、浮世絵、円山派、近代日本画…巨匠30人の作品を全解説。
③ こんな言葉が印象に残りました
「光琳模様」という言葉ができるくらい、光
琳のデザインはのちのちまで影響を与えています。
とりわけ花や波の模様は、いま「日本風」と呼ばれるものの、一つの基礎をつくっています。
以前、琳派を現代によみがえらせた加山又造の絵を見て、「これは和菓子の包装紙だ」と思ったことがあります。
お菓子のパッケージ、手ぬぐいの柄、和食器の意匠など、いたるところに「光琳模様」を発見できそうです。
美術マーケットでは琳派はとても高価です。外国人に人気があるからです。 中国的でない日本生粋のオリジナルということで、評価されています。
光琳の功績は、日本画を空間デザインにまで高めたことにあるのでしょう。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『日本美術史』JAPANESE ART HISTORY
山下裕二 他1名
美術出版ライブラリー
『日本美術史』増補新装 カラー版
辻 惟雄著
美術出版社
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。