こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本との出会い
哲学を勉強中で、東洋思想、さらには日本思想もおもしろいと思い、読んでみようと思いました。
②こんな本です
『空海と最澄はどっちが偉いのか? 』
日本仏教史 七つの謎を解く
島田 裕巳著
知恵の森文庫

最澄はエリート、空海はたたき上げって本当?
親鸞は思索的で日蓮は戦闘的だった?
日本仏教1500年の“常識”を疑ってみると、真の姿が見えてくる!
そのほか新宗教の建物はなぜ巨大なのか、天皇の信仰が仏教ではなくなったのはなぜなのか等々、仏教にまつわる7つの疑問を解説。
教科書では分からない、人気宗教学者による「謎解き」仏教史!
③こんな言葉が響きました
イスラム教の聖地メッカでは、一年に一度の巡礼月になると、世界中のイスラム教徒が巡礼に訪れます。
この数が250万人程度と言われています。
メッカの方が巡礼にかかる時間も長く、信者は世界中から飛行機などに乗って来るわけですから、単純には比較できませんが、正月三が日の明治神宮の参拝者300万人という数字は、巡礼月にメッカを訪れる人数よりも多いということになります。
立派な宗教行為です。
メッカ巡礼の写真を見ると、中心のカーバ神殿にはものすごい数の人があふれています。
でも、逆に、日本の初詣での様子を外国人が見たら、日本人はすごく宗数心だと思うはずです。
なのに、 普段は無宗教だと公言している。
その落差に外国人まで驚きます。「この人たちはいったい何なんだ」とさえ思うのです。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『最澄と空海 』日本仏教思想の誕生
立川 武蔵著
角川ソフィア文庫
⑤感想
日本人の場合は宗教的な思想が混在しているので、無宗教だということになると思いました。
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。