こんにちは。冨樫純です。
独学で、経済学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
必要なのは変化に対する心構え
お父さんの育休取得を増やすことは、家族にとって良くも悪くもなります。
それまでは夫婦二人だけで過ごしていたのに、子どもが生まれることで、お父さんとお母さんとしての役割を迫られるようになります。
こうした変化に対する心構えを助けるために、お父さんにもお母さんにも、どのような準備をすべきなのか学ぶ機会を提供する必要があるのかもしれません。
お母さんは妊娠期間を通じて少しずつ母になる準備ができるのかもしれませんが、お父さんは体の変化が起こらないこともあって、なかなか準備が進まないのかもしれません。
私自身、正直に言うと、子どもが生まれた最初の数日は、家族がもう一人いることに戸惑いを覚えました。
ストレスでも不快感でもないのですが、不思議な感覚にうまく馴染めなかったのです。
人によっては、ここで大きくストレスを感じるのでしょうから、そうしたお父さんに事前に手助けがあれば、スムーズに子育てに関われるようになるかもしれません。
もう一つ大事なのは、やはりお金です。お金がないばかりに、ささいなトラブルが夫婦仲を悪くしてしまうというのは想像に難くありません。
育児休業給付金の額を高くするだけでなく、子ども手当や、子育て費用に対する補助の充実が欠かせません。
若いお父さんとお母さんに対するこうした支援が充実していれば、お父さんの育休取得は、夫婦間の絆を深め、アイスランドが経験したように、離婚率の低下につながっていくのかもしれません。
世界的にもお父さんの育休取得は進んでいないため、まだまだわかっていないことも多いのですが、お父さんが育休を取るようになると、家族は大きな変化が避けられません。
何が起こりうるのか外国の経験を通じて知っておくことは、私たちにとって必要な備えでしょう。
感想
たしかに、お父さんは妊娠することはできないので、お母さんよりは子どもがてきたことが実感しにくいと思いました。
下記の本を参考にしました
『家族の幸せ』の経済学
データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実
山口 慎太郎著