とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

なぜ似たもの同士で結婚するのか

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、経済学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル 

 


なぜ似たもの同士で結婚するのか

 


似たもの同士での結婚が多くなりがちな理由には、大きく分けて二つの理由が考えられています。

 


一つめは、出会いの機会が似たもの同士に限られているというものです。マッチングサイトの役割が大きくなってきているとはいえ、主な出会いの場はやはりネット上ではなくオフラインです。

 


特に、学校や職場、友人などを介して知り合う人が多いため、自分と似たような育ち方をして、似たような仕事についている人と出会いがちです。

 


本人には、自分と似たような人と結婚したいというこだわりが無くても、自分と異なるタイプの人と出会う機会は限られていますから、結果的に、自分と似たタイプの人と結婚しがちなのです。

 


二つめの理由は、出会いの機会は十分にあるけれど、人々が自分の好みに従ってパートナーを選んだ結果、似たもの同士で結婚しているというものです。

 


この説明は、詳しく言うとさらに二つに分けられます。 似たもの同士では、自然と惹かれ合う傾向があるというのがその一つです。

 


この考え方のもとでは、万人が認めるようなモテ

るタイプが存在するわけではありません。世の中にはいろいろなタイプの人がいて、好みも人それぞれであるけれど、自分と共通点がある人を好むと考えます。

 


たとえば、同じ学歴の人は、学歴が異なる人よりも価値観が似通っていますし、共通の話題があることも多いため、いい関係に発展しやすいということです。

 


もう一つは、恋愛において魅力的だと考えられている人同士から順番にカップルになっていく結果、似たもの同士のカップルが成立していくというものです。

 


この考え方のもとでは、万人が認めるようなモテるタイプが存在し、異性から見て誰が魅力的なのかははっきりしていると考えます。

 


魅力的だと思われている女性(男性)は、多くの人からアプローチを受けるため、その中で最も魅力的な男性(女性)とカップルになることができます。

 


こうして魅力的な男女から順番にカップルが成立していく結果、成立したカップルの魅力の度合いは男女で似通ってくるのです。

 


いずれの場合も、出会う機会は十分ある上で、人々の恋愛・結婚における好みが果たす役

割を指摘しているという点で共通しています。

 


感想

 


自然と似たもの同士は惹かれ合うということのようです。

 


逆に正反対なカップルが成立するのはなぜなのか気になりました。

 


下記の本を参考にしました

 


『家族の幸せ』の経済学 

  データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実

  山口 慎太郎著

  光文社新書

 

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