こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
栗原が出演している動画を見て、興味を持ちました。
②こんな本です
『はたらかないで、たらふく食べたい 』増補版
「生の負債」からの解放宣言
栗原 康
カネ、カネ、カネの世の中で、ムダで結構。
無用で上等!
爆笑しながら解放される痛快社会エッセイ。
文庫化にあたり50頁分増補。解説 早助よう子
「おまえは使えるなといわれてホメられたらすこしはうれしい。だけどそんなことをしていたら死ぬまでこきつかわれてやりたいこともできやしない」
使える奴隷よりも、囲われた家を捨て、野に放たれた豚になりたい。
呪縛から解放される爆笑社会エッセイ。
③ こんな言葉が印象に残りました
おそろしいのは、結果、大多数のひとが貧乏になったのに、それすらショッピングのように自分で好んでえらんだ結果だといわれるようになったことである。
フリータになるのも個性、ニートになるのも個性、ホームレスになるのも個性だ。
そして、かれらは仕事をもつことを放棄したといわれ、世間から倫理的な非難にさらされる。
なぜなら、それは消費を放棄することにひとしいからだ。仕事をもたない、もてないということは、自分で人間じゃない、市民じゃないといっているにひとしいのであり、反社会的な行為なのである。自己責任だ。とうぜん、国家はカネをださない。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
栗原 康著
『サボる哲学』
労働の未来から逃散せよ
栗原 康著
NHK出版新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。