とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

「不倫」が起きやすい職場があるのか

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、経済学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル 

 


「不倫」が起きやすい職場がある?!?

 


異性が多いことで影響を受けるのは、独身者に限りません。

 


実は、異性の多い職場で働いている人は、離婚しやすいことが、同じ研究の中で明らかにされました。

 


職場の同僚がすべて異性である職場で働いている人は、異性が全くいない職場で働いている人と比べて、離婚する確率がなんと400パーセントも高いそうです。

 


職場に異性が多いと、離婚が増えるのにはいくつか理由が考えられます。 まず考えられるのは、職場でより魅力的な相手と出会って、その人と結婚するために離婚するというものです。

 


この研究によると、離婚した人がのちに再婚した場合、再婚相手が同じ職場の人である割合は20 パーセントほどに上ります。

 


初婚の人の結婚相手が同じ職場である割合は10パーセントほどですから、かなりの数の人が、職場の同僚と新たに結婚するために離婚しているよ

うです。

 


次に考えられるのは、不倫が配偶者にバレるケースです。 職場で出会った異性と結婚する気はなくとも不倫してしまった場合、それが配偶者に知れると離婚につながります。

 


このケースがどれくらい多いのか、このデンマークのデータではわからないのですが、いかにもあ

りそうな話です。

 


面白いことに、職場に異性が多くても離婚になりにくい条件が一つあります。それは、夫婦とも同じ職場で働いていることです。

 


同じ職場にいる配偶者の監視の目が光っているということなんでしょうか。

 


独身者が恋愛・結婚のパートナーを探し求めるのに比べると、既婚者で積極的に次のパートナーや不倫相手を探して回るという人はあまり多くありません。

 


そのため、職場が異性との出会いの主要な場になっており、職場での異性の多さが、不倫や離婚に結びついてしまっているようです。

 


感想

 


異性の多い職場で働いている人は、離婚しやすいという研究結果がおもしろいと思いました。

 


独身者だけでなく、既婚者にとってもチャンスが増えるということのようです。

 


下記の本を参考にしました

 


『家族の幸せ』の経済学 

  データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実

  山口 慎太郎著

  光文社新書

 

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