こんにちは。冨樫純です。
独学で、経済学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
「美人とイケメン」の経済学
好ましいことであるかは別として、恋愛のパートナー選びにおいては「容姿」も大きな要因となります。
データ分析では、容姿も数値化しています。
ある研究では、100人の学に写真を一つ一つ見せ、最低1点、最高10点で採点してもらい、その平均点を利用者の容姿の点数として分析に利用します。
なかなか残酷なやり方に見えますが、写真以外の利用者情報は明かされません。 容姿を採点する学生は、利用者とは別の町に住んでいるので、利用者のプライバシー保護については配慮されています。
ちょっと話は脱線しますが、容姿の良し悪しが実社会でどのようなインパクトを持つのかという研究は、経済学分野ではしばしば行われています。
ここで述べたものと同様の方法で容姿を点数化し、美男美女ほど収入が高くなる傾向を明らかにした研究がその始まりです。
この話をさらに推し進めて、美容整形によって美男美女になれば、高収入を得られるか検証した分析まであります。
それによると、美容整形をして高収入を得るというのはどうやらかなり難しいようです。
高収入を得られるほどの美男美女というのはほんの一握りなのですが、美容整形によってその域まで達するのは難しいというのが理由だそうです。
感想
美人とイケメンが経済学の対象となることに驚きましたが、気になるテーマではあると思います。
下記の本を参考にしました
『家族の幸せ』の経済学
データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実
山口 慎太郎著