とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

夫の家事・育児能力

こんにちは。冨樫純です。

 


独学で、経済学を学んでいます。

 


そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。

 


タイトル 

 


6割の女性が夫に家事・育児能力を求めている

 


未婚率の上昇と並んで話題になるのは、初めて結婚する年齢(初婚年齢)の上昇、つまりは 「晩婚化」についてです。

 


厚生労働省が作成した「人口動態統計」より、平均初婚年齢の推移をみると、1950年には、女性の平均初婚年齢が20歳で、男性は、25.9歳でした。

 


そこから次第に上昇し、2009年には、女性26歳、男性30.4歳へと、男女とも4歳以上、大幅に晩婚化が進んだことがわかります。

 


日本会なぜ非婚化・晩婚化が進んできたのでしょうか。

 


この問いに答えるには、現代の日本社会において、人々は結婚に何を求めているのか、結婚にはどんなメリット・デメリットがあるのかを考えてみることが助けになります。

 


もちろん、ほとんどの人は、結婚することの最大の理由を愛情だと考えているでしょう。

 


「第15回出生動向基本調査」によると、結婚相手の条件として重視するものに、男性の8割、女性の9割が「人柄」を挙げています。

 


一方で、愛情だけでは結婚できない、あるいは結婚生活が長続きしないと考えている人も少なくないでしょう。

 


結婚相手には「家事・育児の能力」を重視すると答えた男性は5割近くいる一方、相手の「経済力」を重視すると答えた女性は4割近くに上ります。

 


興味深いことに、結婚相手の「家事・育児の能力」を重視すると答えた女性は6割近くに上り、男性にも家事・育児の能力が求められていることがわかります。

 


さらに、自分の仕事を理解してくれることを重視すると答えた女性は5割近くで、結婚後も働き続けることを希望する女性が多いことを示すような結果になっています。

 


感想

 


一般的なイメージ通りの結果だと思いました。

 


また、データで根拠が示されると説得力がより増すと思います。

 


下記の本を参考にしました

 


『家族の幸せ』の経済学 

  データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実

  山口 慎太郎著

  光文社新書