とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

大人のための社会科

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


タイトルに興味があり、購入しました。

 


大人の学び直しにも興味があります。

 


②こんな本です

 


『大人のための社会科 』

 未来を語るために

 井手 英策 他2名

 有斐閣

 

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この本では、日本の社会を形づくっている、誰もが使う12の「キーワード」を取りあげ、それぞれの意味を根底から吟味しなおしています。

 


思想的な立場にとらわれず、この魅力的な日本社会、それ自体に関心をもってもらえるよう、日本社会の「いま」と「これから」を見通すための材料、共通の知的プラットフォームを提供しようと、私たちが積みあげてきた「知性」をすべてのみなさんにひらこうと考えました。

 


思い切っていえば、経済、政治、社会をめぐるさまざまな出来事を、できるだけわかりやすい言葉で、できるだけ多様な視点で説き明かし、最後に未来への一つの方向性を示したい、そんな想いを込めて、この『大人のための社会科』を書きあげたのでした。(序より)

 


③ こんな言葉が印象に残りました

 


少子化問題をみるとき、 茨城県常陸大宮市にあり、医療、介護、リハビリを総合的に運営する医療法人博仁会の取り組みは、私たちに大きな希望を与えてくれます。

 


理事長の鈴木邦彦さんは、出生率を高める方法は明白だと主張します。それは、産休・育休の充実、短時間勤務、そして保育施設の整備をしっかりと行うことです。

 


博仁会は、女性の職員さんの産休・育休の取得率がほぼ100%です。

 


また、0歳から3歳までの子どもをもつ職員さんに対しては、本人の希望に即して夜勤を免除し、仕事の開始時間を遅らせ、帰宅時間を早めるという短時間勤務措置をとっています。

 


さらに、2011年には院内保育所を設置しました。 子どもと一緒に出勤・帰宅ができ、昼休みや子どもが病気になったときも、すぐに様子をみにいくことができます。

 


産休・育休によって出産の不安をやわらげ、職場復帰した人たちが子育てと就労を両立できるようにするための切れ目のない措置です。

 


この措置が功を奏して、博仁会に勤務する女性職員さんの普通出生率は、全国平均、茨城県常陸大宮市のいずれをも大きく上回っています。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


『ふつうに生きるって何?』

 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

 井手 英策著

 毎日新聞出版

 


『どうせ社会は変えられないなんてだれが言っ  た?』

 ベーシックサービスという革命

 井手 英策著

 小学館

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。

 

 

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