こんにちは。冨樫純です。
古い本ですが、紹介します。
①この本との出会い
タイトルに興味があり、購入しました。
②こんな本です
『親とはなにか』
伊藤 友宣著
「親であろうとしない親」がめだつようになってきた。
その原因は根深い。
問題児とされた少年10余人をわが家に引取って暮した経験をもち、その後、里親となる人の輪をひろげるわが国では他に例のない民間福祉活動に携ってきた著者は、その切実な体験を踏まえて、子どもにとってかけがえのないものはなにかを明らかにし、世の親子観、社会福祉観を根底から問い直す。
(本文より引用)
③こんな言葉が響きました
社会福祉のしごとは、聖職だとか、奉仕だとかいう考えが残っている。
その裏には、勤務条件が悪くて当然という考え方があり、またその影には、報酬の低いところに人材が集らないのも当然、というあきらめがある。
古い福祉関係者には、能力の高いひとに福祉ごときしごとに働いてもらうのはもったいない、と考えるものもいる。
「わたしたちは社会の最低線をささえているものでございます」とひたすら献身することを社会から要求される仕事だと、みずからの分限をこころえるのが、社会福祉事業者のあるべき態度だと、信している施設経営者が多い。
それに若い保母たちが反発するのはやむを得ない。(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『悩むチカラ 』
伊藤 友宣著
『話しあえない親子たち』
「対立」から「対位」へ
伊藤 友宣著
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。