こんにちは。冨樫純です。
独学で、社会学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
不関与のルール
しばしば都会の人は冷たいといわれますが、それは違います。
もし都会でみんなに対して温かくふるまっていたら、いくつ身体があっても足りません。
日々見たこともない人たちとわたしたちは出会います。その人がほんとうに信頼できるかどうかもわからないし、こうした無数の見知らぬ人と出会う時に、いちいちその人たちと関わらない、リスクを避けるためのルールをわたしたちはもっています。
それが「不関与のルール」と呼ばれるものです。
たとえば、男性ならわかると思いますが、アダルトビデオの店内で客同士が会話や身体的な接触をしないのはもちろんのこと、視線を合わせることもありません。
そのことによって、お互いの体面やプライバシーを守ることができるのです。
感想
ぼくも都会の人は冷たいと思っていました。
「不関与のルール」に従っていただけなんだと気づかされました。
下記の本を参考にしました
『体感する 社会学』
金菱 清著