こんにちは。冨樫純です。
独学で、社会学を学んでいます。
そこから、個人的におもしろいと感じたところを引用し、感想を書きたいと思います。
タイトル
動物園をプロデュースする
偽装事件はもちろんわたしたちの安全を脅かすわけですが、ただこの種の事件が明らかにしたことは、何が正しくて何が正しくないかは、素人目には判断がつかないということです。
正・不正の境界があいまいで不確定になってきたといえるでしょう。
あるいはもともと不確定なものだと言っても過言ではないでしょう。
見る側と見られる(演出する)側のシールド(保護膜)の問題について、三崎亜記さんが書いた『動物園」という面白い小説があります。
近年、旭山動物園 (北海道旭川市) のドキュメンタリーが放映されていますが、この小さな動物園が画期的だったのは、従来の動物を見せる展示(「形態展示」)に対し、動物本来の野性的な行動や能力を見せる展示(「行動展示」・「生態展示」)の方法を取り入れたことにあります。
感想
ぼくは、動物があまり好きではないので、旭山動物園が人気の理由は実感としては理解できませんが、見せ方は大事なのかと思いました。
下記の本を参考にしました
『体感する 社会学』
金菱 清著