とがブログ

本の紹介と、ぼくの興味があるテーマについて書きます。

米がお金だった日本

こんにちは。冨樫純です。

 


本を紹介します。

 


①この本を選んだ理由

 


商社マンと日本で働く外国人の対談形式で書いあり、おもしろそうなので、購入しました。

 


②こんな本です

 


『ふしぎな日本人』

 外国人に理解されないのはなぜか

 塚谷 泰生 他1名

 ちくま新書

 

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日本の集団主義の起源は、米づくりにあった。

 


日本人を知り尽くすバラカン氏とヨーロッパで活躍する実業家・塚谷氏が、日本独特の文化を縦横無尽に語り合う。

 


③ こんな言葉が印象に残りました

 


コメは大切な主食というだけでなく、お金だったのです。

 


コメがお金の日本は冷害が起きるとたちまち、コメ不足になり、餓死することになってしまいます。

 


日本の通貨の歴史は1600年もあります。それなのに、国内では貨幣経済とコメ通貨経済が入り交じっていて、ほんの150年前まで、実際にコメで税金の支払いが行われていた。

 


コメがお金なので、より安全な、冷害に強い食物の生産や、畜産に切り替えることができなかった。

 


今となっては考えられないことですが、近現代まで冷害が起きれば飢饉が起こり、餓死者が出たりしていたんです。

 


(本文より引用)

 


④この本が気になった方への2冊はこちら

 


 海外メディアは見た

『不思議の国ニッポン』

 クーリエ・ジャポン

 講談社現代新書

 


『「日本」ってどんな国? 』

 国際比較データで社会が見えてくる

 本田 由紀著

 ちくまプリマー新書

 


興味を持ってくれた方はいるでしょうか?

興味を持った方は、是非読んでみてください。