こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
以前から気になっていた立花隆さんの本で、彼の少年時代の読書歴にも興味があったので購入しました。
②こんな本です
『ぼくはこんな本を読んできた』
立花式読書論、読書術、書斎術
立花 隆著
文春文庫
「同テーマの類書を読め」「自分の水準に合わぬ本は途中でも止めろ」「?と思ったらオリジナル・データにあたれ」
実戦的読書のためのアドバイスから、書斎・書庫をめぐるあれこれ、そして驚異的な読書遍歴を物語る少年時代の作文まで。
旺盛な取材、執筆活動の舞台裏と「知の世界」構築のためのノウ・ハウを全公開する。
③ こんな言葉が印象に残りました
私はまず大金を持って神田の書店街にいく。
ここで"大金を持って〟と〝神田〟というのが欠かせない点だ。
"大金”というのは、私の生活水準からすると、3万円ぐらいを意味する (1975年当時)。
必ずしもこれで全部本を買ってしまおうというのではない。3万円持っていれば、1万5000円ぐらいまでは気軽に使える。
欲しい本を前にしてケチらないですむように、懐は必要以上に暖かくしておいたほうがよい。
そして、本はいちどきに購入してしまったほうがよい。独学で一番難しいのは、志を持続させることだが、そのためには、前もって相当のお金を使ってしまったほうがよい。
たいていの人はケチだから、先にお金をかけてしまうと、元手をかけた分ぐらいは取り返そうと勉強するものだ。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『死はこわくない 』
立花 隆著
文春文庫
『知の旅は終わらない』
僕が3万冊を読み
100冊を書いて考えてきたこと
立花 隆著
文春新書
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。