こんにちは。冨樫純です。
本を紹介します。
①この本を選んだ理由
動画で紹介されていて、興味があったので購入しました。
シリーズ全巻購入しました。
②こんな本です
『科学は未来をひらく』
〈中学生からの大学講義〉3
村上 陽一郎 他2名著
ちくまプリマ―新書
宇宙ってなんだろう?
生き物や人間はどうして生きているんだろう?
自然とは?自分とは?
科学は長い時間をかけて、それらの疑問を考え続けている。
第一線で活躍する著者たちが、科学の奥深い世界に誘う。
③ こんな言葉が印象に残りました
社会で本当に成功する人ってどんな人なのだろう?
最初にクギを差しておくけれど、有名大学に入学することだけを目標にしている人は、大学の2~3年ぐらいで成績が伸びなくなる。
目標が達成された時点で燃え尽きてしまう。
でも、人生というのは大学を卒業した後が本番で、受験時なんてまだスタートラインにも立っ
ていない。
じゃあ、成長を止めないためにはどうすればいいか、ひとつは、オリジナルで考えているかということ。
答えを見て安心するのではなくて、「絶対にこの解法とは違う方法で解いてやろう」と思ってほしい。解法なんて無限にある。
教科書に書いてあるやり方が一番いいとは限らない。だから、常にオリジナルな方法を編み出してほしい。
教科書のスマートな解法なんかよりもダサくて全然かまわないから。違う方法を見つけられるかどうか。これが大学に入ってから伸びる力のひとつ。
それと、何事も曖昧にしないでほしい。わからないまま曖昧に進んでいると、いつか足元をすくわれる。 砂上の楼閣という言葉があるけれど、まさにそういうこと。
足元がしっかりしていなければ、どんなに立派な建物でも崩れてしまう。数学であろうと理科であろうと国語であろうと、教えてくれる先生はたくさんいるわけで、いろいろな本もあれば聞く機会もある。
絶対に食らいついて絶対に自分が理解するまでやってほしい。その根性が大事。
先生を困らせるぐらい、「もう来るな」と怒らせるぐらいのガッツで食らいつくこと。
こういう頭の体力を身につけるために、とりわけ大事にしてほしいのは「多段思考力」。
つまり、一段だけじゃなくて何段にも考え続けられる論理の力。
たとえば、「今晩何を食べようか」と思った時に、パッと「カレーが食べたい」と思いつく人は残念ながら単段思考。 一段しか考えていない。
一方、「昨日は肉を食べたから今日は魚にしよう」とか考える人は二段思考といえる。
そこからさらに「明日はパーティがあっていっぱい食べるから、今日はち ょっと時間を遅くする代わりに少なめにしよ」なんてあれこれ考えている人は多段思考。
この3人、将来大きく健康状態に差が出てくる。これ、冗談じゃないから気をつけて(笑)。
(本文より引用)
④この本が気になった方への2冊はこちら
『揺らぐ世界』
〈中学生からの大学講義〉4
立花 隆 他2名
ちくまプリマ―新書
『生き抜く力を身につける』
〈中学生からの大学講義 〉5
桐光学園 他1名
興味を持ってくれた方はいるでしょうか?
興味を持った方は、是非読んでみてください。