こんにちは。冨樫純です。
「知覚」についてのコラムを紹介します。
普段はあまり意識することがない「知覚」は、人間を含む動物にとって、重要な機能だと改めて感じました。
動物とは文字どおり、身体をもち空間を移動する生き物である。
このため、あらゆる動物には身のまわりの世界
(環境)を認識するための感覚器官が備わっている。
感覚器官によって、餌のありかを見つけたり、危険が迫っていればそれを察知したりする必要があるのである。
人間にも眼、耳、鼻などの感覚器官が備わっており、私たちは、これら感覚器官の働きによって常に環境を認識しながら生きている。
しかし、感覚器官の働きだけで環境の認識ができ
るわけではない。
環境を認識するためには感覚器官が受容したデータ(光や音などの感覚刺激)を解釈する心の働きが必要であり、その働きがすなわち「知覚」にほかならない。
下記の本を参考にしました
『心理学』新版
無藤 隆 他2名